Stanticさん個展『何色』

- 会期
- 2026年12月24日(木)~28日(月)
- 場所
- 三軒茶屋 cafe&gallery LUPOPO アクセス
■どうして展示を開催しようと思いましたか?

今年で「Stantic」が15周年、16年目となりました。
随分と続けてきたものだ、と考えた時、一度はご挨拶の機会を頂戴しようと思い、今回の個展開催となりました。
■今回の個展のテーマは?
タイトルそのまま、「何色」です。
赤、青、黄色と、私たちは色を見て、決められた名前を思うものですが、「あなた」と「私」と「だれか」では、果たしてその色は「同じ」でしょうか。
誰の基準が正解とか、そういうことはどうでもいいのです。自分に似合う色は何とか、そんなこともどうでもいいのです。
色んな色をご用意しますから、あなたの中で、心躍る色を探してください。
■どんな特徴がありますか?
ベースが和紙ですから、軽さと、透明感が高いです。
その中でも、花びらの中に収まる和紙の繊維が輪郭をはっきりさせ、肌や髪の毛を背景にしても、埋没することなく、ささやかな存在感があります。
■作品作りで1番大切にしていることは?

「素材が和紙である」ということです。
和紙は、原料の農家さんがいて、それを和紙に仕立てる職人さんが居て、初めて出来上がります。それを作っている方々への敬意を第一に。そして、同時に強度を。
和紙の細かな細工ですから、当然に壊れやすいものではあります。それでも身につけていただくことを主とするものについては、極力壊れにくくなるよう努めています。
■1番見て欲しい作品のポイント、好きなところは?

近年は、花びら1枚1枚の繊維の流れを考えて制作することが増えてきました。
極薄の和紙の中から、無駄な繊維を削ぎ落とすように、丁寧な下準備をしています。それを見ていただけたらいいな、と、思いつつ。それは見えるものではありませんから。感覚的に「きれい」「かわいい」を感じていただけたら、それで十分かな、とも、思います。
■ものづくりを始めたきっかけは?
幼少期、気づいた頃には何かを作っていました。
家族中、何かを作るタイプの人間が揃っておりまして、私も小学生に上がる頃には、針と糸で立体的な何かを作っていたそうです。
■ものづくりをはじめて変わったことはありますか

そんなわけで、「ものづくりをしていない」時代がない人生を、今のところ送っています。
作るものは種々雑多に変わってきましたが、全部が地続き、という感覚です。
■作家活動の夢を教えてください。
夢はありません。と答えると、どうにも面白みにかけるのですが、「夢らしい夢」というものは、ないです。
大きいことには萎縮する人間なので、「今よりちょっとだけ成長」が続いていけば、一番幸せだなと思います。
■見ている方にメッセージをお願いします!
初の個展となります。自分の中では過去1番に大きなことで、準備段階からずっと緊張しています。身の丈の幅のことしか出来ない作家です。その身幅は、皆様の知るどの作家さんより小さいかもしれません。そんな中で、お客様おひとりおひとりが、手に取ってくださる。使ってくださる。会いに来てくださる。その皆様の一つ一つで満たされて、気づけば15年、歩き続けてこれました。
いつもと変わらないわたくしでの作品で、お迎えいたします。
ふらりとお立ち寄りくだされば幸いです。
■経歴

2011年、デザインフェスタにて作品販売を開始。
以後、作風を変えながら作り続け、現在に至る。
- X→@st0antic
- Instagram→chuninamura_mimi

稲村雀と言います。和紙で作った花を固めて、アクセサリーを作っています。 「透ける」とか、「光が落ちる」「光が散らばる」という情景が好きで、作品も、透け感が出ることを大切に考えて作っています。





