2024-03-18

【個展のお知らせ】「四季花周遊 弐 ー花宴ー」英-Hanabusa-さん 2024年3月21日(木)~25日(月)

「四季花周遊 弐 ー花宴ー」英-Hanabusa-さん 個展

・日時 2024年3月21日(木)~25日(月)
・場所 三軒茶屋*cafe&gallery LUPOPO*

 

英-Hanabusa-さん Twitter→@Hanabusa087

 

英-Hanabusa-、はなぶさと申します。

ディップアート作家をしております。

1本のワイヤーから、日本の四季のお花を咲かせて小さなアクセサリーに仕立てています。

「季節を身につける」

「花言葉の意を込めた作品を作る」を基本テーマとして創作を続けています。

花々が1番美しく咲く季節はもちろん、

ひとつひとつの花に込められた「花言葉」というメッセージにも注目してもらえると嬉しいです。

 

■どうして展示を開催しようと思いましたか?

四季花周遊、まさかの2回目開催となりました。

実は私の中で、個展をするのは昨年10月の1回きりだけだと考えていました。

はなぶさの集大成として行った個展が前回の個展だったからです。

これがまさか…半年後に2回目を開くことになるとは…本当に自分が1番驚いています。

これも皆さんがあの時「次の個展も楽しみにしています!」と大量のメッセージとラブレターをくれたからです(笑)

そしてLUPOPOさんの「3月の桜の時期が個展空いてますよ」という言葉に後押しされて開催の運びとなりました。

昔からずっと1番好きな花である桜の時期に個展を開くことができて嬉しさとプレッシャーとでなんとも言えぬ複雑な気持ちですが、ワクワクの方が強いです。

■個展のテーマがあれば教えてください。

“四季花周遊”という名前は前回の初個展からそのまま引き継ぎました。

元々この五文字にはいろいろな意味を元々込めてあります。

コロナ禍でなかなか隣の街にも満足に遊びに行けなかった数年前、今は随分と人の動きも活発になりましたが、あの時外の空気感や人との関わりが少なからず断たれた頃の気持ちが忘れられません。

そして英-Hanabusa-という名前で活動を始めてからずっと胸に留めてあることが、「季節を彩るのは道端にそっと咲く草花たち」ということです。

そして日本は地域によってその季節を彩る草花の種類さえ違います。

四季に咲く花々を通して、作品の中だけでも色々な場所に出かけられる、またはこの個展を通して地方から東京に遊びにきてもらう。

まさに「四季を巡って日本を周遊してくれたら」という気持ちで名付けた名前です。加えて今回のテーマは桜の時期ということもあり「花宴」としました。

現実に咲く花々の再現にとどまらず、私なりの解釈や世界観、あるいは現実ではあり得ないような花の表現を全て混ぜ込んだ「宴」がテーマです。

アクセサリーにとどまらないディップアートフラワーとはなぶさの様々な表現を目の当たりにしていただけたら光栄です。

■どんな作品を展示しますか?

お客様に最近よく言っていただく言葉が「繊細」、「色合いの細かさ」、「題名の言葉へのこだわりの強さ」あたりかなと思います。どれも自分が大事にしていることです。

特に花の表現においては誰にも気づいてもらえない部分までこだわっています。ディップアートに使用する「ディップ液」という着色液については全て自分で1から調色を行い、花を1枚ずつ仕上げるようにしています。原液のまま使うことは絶対にありません。

またエアブラシなども使用しないディップ液同士の色の混ざり合いを大事にしているので、どのように色が仕上がるか作者もできるまで分からず、ある意味どの作品も1点もの、というところが特徴になるかもしれません。

■作品作りで1番大切にしていることは?

自分の感性を信じて「季節を身につけられるようなアクセサリー作り」

「花それぞれの持つ言葉や意味を大事に」ということは作家を始めた当初からずっと大事に胸に刻んでいます。

今でも忘れることはありません。

ですが最近ではあえて、「ディップアート」、「アクセサリー」という表現だけにとらわれないことを特に大切にしています。

何かいいアイディアが思いついたら「まずやってみよう」という感性を大事にし、それがディップアートのみでは不可能であれば他の素材や作り方を模索してなんとか形にできないか、ここ数年はその繰り返しな気がします。

1番見て欲しい作品のポイントは?

アクセサリーに関しては同じ作品を何点か出すかと思います。

個数があれば、ぜひそれぞれお手に取って見比べて欲しいです。

ディップアートは光の当たり方、髪色、そして色の混ざり具合、もっと言えば制作過程の液の硬さや湿度で容易にその印象を変える制作方法です。

同じものでも全く印象が異なる作品が多いと思います。

個展ではそんな作品をあえて多く出す気がします。ぜひ直接お越しの方は、お時間を気にせずじっくり見てみてください!

あと意外と軽くて驚かれる方が多いので、そんな反応を見られることも楽しみにしています( 笑)

ご自身の作品の1番好きなところは?

二つ出してもいいでしょうか?笑

・作品の題名へのこだわり

・ディップアートを使った作品作りのアイディア力

には自信があるし、好きなところです。

お客さんが作品を見て驚いたり、題名を知って「なるほど!」と言ってくださったり、

あるいは「またあなたは何を一体作ってるんですか!」と言ってもらえることがこの上ない褒め言葉です。

英-Hanabusa-さんご自身について聞かせて頂きました!

■ものづくりを始めたきっかけは?

元々「みんなと同じように」が苦手な子供でした。

図画工作や美術の授業でも突拍子もないことを始めたり、とんでもないものを作り始めたり…。

絵を描くのは昔から今にかけてずっと苦手ですが、

その分何かを作る「工作」は大好きでした。

「みんなと同じではなく、自分の思う素敵なものが作りたい」

という思いだけは人一倍強かった記憶があります。

それを表現するひとつの方法として「ものづくり」に行き着きました。

子供の頃からずっと何かを作ることで自分を表現するような人間でした。

■ものづくりをはじめて変わったことはありますか?

作品を自分の頭の中の空想を形にする機会が非常に増え、

それをいろんな人に見て貰って、受け入れてもらうことの喜びを日々感じております。

私としては、

「自分が作りたいものをひたすらやりたいように作っている」だけなのですが、

それを認めて、褒めて、さらにはお迎えしてくださる皆様とご縁が結べたことがとても嬉しいです。

勿論素敵な作家様たちにも、

私が作家活動を始めなければ出会えなかった方々がたくさんいらっしゃるので、

ものづくりを続けて、作家活動を初めて本当に良かったと感じる毎日です。

■作家活動の夢を教えてください。

最近一つ夢が増えました。

前まではいつまでもお客様に「素敵だ」と言ってもらえる作家でいたい、それ以上望むものはないと思っていました。

この気持ちは今でも変わりません。

加えてもう一つ、

「ディップアートの可能性をもっともっと広げて、色々な人にこんなのがあるんだよ、と知ってもらいたい」と最近ふと思うようになりました。

私がこれを思うことは烏滸がましいかもしれませんが、ディップアート(アメリカンフラワー)元々の用途であった造花の一種だったり今よく作っているアクセサリーだけにとどまらず、きっともっと色々な表現ができる制作方法だと私は思うんです。

それをこれからも追求していけたら嬉しいなと思います。そしていつまでもお客さんたちと楽しく創作活動が続けていけたら何よりです。

最後に、見ている方へメッセージをお願いします!

個人的に今回の個展は前回のリベンジでもあります。

それゆえ名前も前回と全く同じ個展名を引き継ぎました。

もちろん桜の時期なのでそちらは期待していただきたいですが、「四季の花を作る」が私の根本にありますので全ての季節の花を作る予定でいます。

アクセサリー以外にも今回は作りたいと感じたものは全部作ります!時間の許す限り!笑

私事ながら、前回の個展直前は身内の事情が多く重なり全ての作りたいものが作りきれない状態の中の開催でした。

自分の中では少しだけ不完全燃焼で悔しさが残った個展だった気持ちを今でも覚えています。

今回は年明けからのおやすみ充電期間を経て、有り余ったこの創作欲のエネルギーを全て個展にぶつけたいと思います。

ある意味ライバルは前回の自分です。ぜひ本物の桜が咲く時期ということもありますので、外でも個展でもお花見をしに来てもらえたら嬉しいです。

■経歴

英-Hanabusa- @Hanabusa087

■経歴

ものづくりが昔から大好きで、ミニチュアや切り絵、粘土…本当に様々なものに触れてきました。

その中で、ワイヤー1本から生み出すディップアートに心惹かれ、制作を今まで続けて参りました。

これといった経歴はございませんが、皆様にシンプルに「これは素敵だ!」と思ってもらえるものを届けられたらと思います。

■Instagram→hanabusa087

■minne→英-Hanabusa-

release date 2024.3.18

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