2025-02-18

LUPOPOからのお手紙

昨日で9ヶ月になった息子をベビーカーに乗せて、
近所を一緒にお散歩していると、満開の梅のお花がお迎えしてくれました。

暖かな春の訪れを感じながらも、
今この瞬間に堂々と咲く、美しい梅のお花を心に焼き付けておきたいなと思いました。

こんにちは*
LUPOPO店主 花井です。

今年の4月16日にLUPOPOは17周年を迎えます。

ぼくが17年間、数々の作品を見てきて分かったことは、

”ただのひとつも同じ作品が存在せず、誰一人として同じ作家さんがいない”

という事です。

個性というのは、
”特別な何かを持っていること”なのかと思っていましたが、
今は人の全てが個性的と思うようになりました。

特に作品には、その人の個性が至るところではっきりと現れます。

色使い、形、技法、アイディア。

何色もの色を使って、カラフルな絵を描く人もいれば、
たった一色を使って、色鮮やかな絵を描く人もいます。

作品タイトルの言葉選びから、
作品に付けるタグのデザインひとつにも、
その作家さんのテーマ、お客さんに伝えたいメッセージが込められていて、個性を感じさせてくれます。

個性があることは当たり前と言えば、当たり前なのかもしれませんが、

ぼくはふとこんな考えがよぎるのです。

100人いたら、同じ作品を作る人が、ひとりくらいいてもいいような気がしませんか?

1000人や1万人いたら、ひとりくらい同じ人がいてもいいような気がしませんか?

でも実際のところは、全世界で80億人の人がいても、
全く同じ作品を作る人はいなく、同じ人はいないのです。

80億人が作った作品を比べたとしても、きっとひとつとして同じ作品はありません。

80億人いたら誰か一人でも同じ人がいる確率はなくはないように思いませんか?

でも、誰一人として同じ人がいないのです。

もしも、この世界を作った神様がいたとしたら、
人間をみんな同じ姿、同じ形にすることだって出来た筈です。

どこかで同じ人が生まれ、
全く同じ姿形をした人がいる世界を作ることも出来た筈です。

ですが、神様は80億人いても誰ひとり同じ人は存在しない世界を作りました。

つまり、
人は世界にたったひとりしかいない貴重な存在です。

言い換えると、
あなたは世界にたったひとりしかいない貴重な存在なのです。

他の誰かになる為に、生まれてきたのではなく、
”あなたはあなたである為”に生まれてきました。

あなたの好きなこと、あなたの好きなもの、
好きな色、好きな食べ物、好きな音楽、
もしくは、あなたの好きじゃないもの、嫌いなものも全部を含めて、
それらはあなたの大切な個性です。

誰にだって、得意なこともあれば、苦手なこともあります。
出来ることもあれば、出来ないこともあります。

でも全てを得意にする必要もなければ、
全てを出来る様になる必要もありません。

違いがあるからこそ、それぞれの人が助け合い、支え合うことが出来ます。

みんなが同じである必要はありません。

誰かと違う考え方をしていたとしてもいい。
誰かが違う感性を持っていたとしてもいい。

机の上にあるリンゴが少しずつ違う形をしていても、ただそこにあることを誰にも否定できないように、
ただただ認めてあげればいいと思うのです。

だから、
あなたの足の先から、頭のてっぺんまで、
0歳だったときのあなたから、今この瞬間のあなたまで、
そしてこれからの未来を生きるあなたに盛大な花マルをつけてあげてください。

不得意なことがあってもいい。
出来ないことがあってもいい。
たとえ好きじゃないところがあってもいいのです。

あなたの全てを許して、あなたの全てを認めてあげてください。

あなたがあなたとしていて欲しいから、
神様はこの世界を作りました。

だからこれからも、
あなたの好きを大切にして、
この世界にたったひとつの貴重な宝物であるあなたを、目一杯楽しんでいってくださいね。

ぼくもLUPOPOもあなたがあなたでいることを、
全力で応援しています。

今日も貴重なお時間の中で、
『みんなでシェア☆企画展』に参加して頂きありがとうございました。

ハンドメイドをみんなで一緒に楽しめていることに、幸せを感じています。

また一緒にハンドメイドを楽しめる時を、楽しみにお待ちしております。

最後までお読み頂きありがとうございました。

感謝と愛を込めて。

LUPOPO店主 花井

 

P.s 今日も心穏やかな1日をお過ごしください♫

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