『LUPOPOからのお手紙』〜シェア企画展11周年を迎えて〜
「何をしたか？」よりも「どうあるべきか？」
”Do”よりも”Be”
【存在の在り方】こそが大切な時代になっている。
そんな風に感じている今日この頃です。
LUPOPO店主 花井です。
時間は過去から→未来へ流れていると同時に、
未来から→過去へ流れているとも最近では言われています。
2012年の11月にシェア企画展を始めた時のぼくには、
今現在のぼくや、シェア企画展を始めたあとのぼくが、
『みんなでシェア☆企画展』をスタートさせるんだ！！と、
そんな未来からのサインを出していて、それを受け取っていたのかもしれません。
今から過去へ、未来から今へ、
時間を超えてサインを出せるのなら、
そのサインを受け取れる自分であり続けたいと同時に、
笑顔の溢れる未来のタイムラインへ、みんなで一緒に楽しみながら進んでいきたいです。
本日『みんなでシェア☆企画展』は11周年を迎えました。
ここまで続けて来れたのは、
参加してくれる”あなた”がいてくれたおかげです。
大切な作品を見せてくれる作家さんがいること。
一緒に作品を見てくれるハンドメイドが好きな方がいること。
企画展の後ろで支えてくれるスタッフや、家族がいること。
自分1人では企画展を開催をすることも、続けることも出来ませんが、
参加してくれる作家さん、見てくれる方、支えてくれるスタッフや家族、
そして今このお手紙を読んでくれている”あなた”が、
ハンドメイドを楽しめる場所を一緒に作ってくれたおかげで、
11周年を迎えることが出来ました。
貴重なお時間の中で、
シェア企画展に参加をして頂き本当にありがとうございます。
心より感謝しております。
分かち合うと増えていく。シェアするということ。
この企画展のタイトルにもなっている、
『シェア』という言葉を知ったとき「なんだか凄くいいなぁ」と感じました。
食事も1人で食べるよりも、
みんなで食べると、より美味しかったり。
1人で笑うよりも、
みんなで一緒に笑い合えると、より楽しかったりします。
分かち合えば合うほど、シェアすればするほど増えていく。
そんな気がしています。
例えば
国境を超えて、生物の垣根を超えて、あらゆる境界線を超えてシェア出来ているもの。
そのひとつは、
今あなたの目の前にある”空気”です。
独り占めしようと思っても、誰にも独り占めすることも出来ません。
『無限にあるからシェア出来ている』とも考えられますが、
『シェア出来ているから無限に増えている』とも考えられます。
私たちは小さな頃から、
「所有しないとなくなっちゃう、だから人より沢山所有するんだ」
そんな概念の中で育ってきたように思います。
ですが、今改めて周りを見てみれば、
この空気のようにみんなで分かち合えているものほど、増えていき、広がっているように思います。
ぼくの経験の中でも同じようなことがありました。
2012年11月のシェア企画展のスタートとなった1番最初の呟きは、
「誰も反応してくれなかったらどうしよう？」
「LUPOPOのアカウントをシェアして大丈夫かな？」と、
不安と心配と希望が入り混じり、ドキドキしながらのスタートでした。
ですが、
勇気を出して一歩を踏み出し、
企画展に参加してくれた方と喜びをシェアすればするほど、
シェア企画展は広がっていき、そこで生まれるご縁も増えていきました。
時代は所有から共有に進んでいるように感じます。
シェアすることで、境界線が薄くなり、広がっていく。
これからも様々な物事や、喜びをみんなでと共有出来る様に、
自ら進んでシェアしていきたいと思います。
雨上がりの虹のようにカラフルで、
この広い空に浮かぶ白い雲のように自由で、
燃えたぎる炎のような情熱と、
母のように大きな愛情があるハンドメイドの世界が大好きです。
これからも、
大好きなハンドメイドを通して、
嬉しいこと、楽しいことをシェア出来る場所を、
作り続けていきたいと思います。
11年間シェア企画展を続けてくる中で、
今こうしてこのお手紙を読んでくれているあなたに出会えたことが、
ぼくの何よりの”宝物”です。
今日も明日も明後日も、
あなたが笑顔でいられることを心より願っております。
今日も最後までお読み頂きありがとうございました。
愛と感謝を込めて。
2023.11.28 店主 花井
Twitterで発信もしています→@Lupopo_hanai
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