2018-03-27

LUPOPO店主からのお手紙 〜74回目のありがとう〜

『みんなでシェア☆企画展vol.74』に参加して頂きありがとうございます。

次回の企画展までの間、
2018年4月16日で三軒茶屋*cafe&gallery LUPOPO*は10周年を迎えます。

長いような、短いような、10年間お店を続けて来られたのも
シェア企画展に参加してくれる方がいてくれたおかげです。
いつもありがとうございます。

お店を続ける10年間、ずっと変わらないことは
同じ日など1日もなく、常に新しい1日が訪れているということ。
どんなに経験を重ねても、これまで経験したことのないコトがやってくるということ。

そんな中、ぼくに出来ることは、
どんなことがやって来てもそれに対応できるように
地に足付けて、しなやかな木のように、柔らかく構えていることかなと思います。

お店を続ける中で、シェア企画展に参加してくれる方には、本当に多くと励ましや元気を頂きました。

正直に言うと、
企画展を始めるまで、こんなに多くの方からの
「ありがとう」をもらえる日はありませんでした。

参加してくれる方からの感謝の言葉や、「沢山見てもらえた♡」などの嬉しい反応が、
ぼくにとっての企画展を続ける活力であり、そして大切な宝物でもあります。

1日の企画展が終わったあと、
ぼくの心の中には、ほわっ。と何か温かいものが流れ入ってくる感覚があるのです。

出来上がった作品の後ろには、
作品だけからでは見ることが出来ない、作家さんの物語が隠れています。

練習をして、技術を磨いて
アイディアを出して、イメージを形にして、
「ここが気になる、ここを直そう」
そうやって試行錯誤を繰り返して、やっと1つの作品を作りあげていると思います。

ある人は、学生をしながら
ある人は、お仕事をしながら
ある人は、子育てや家事をしながら
またある人は、ものづくりを生業としながら、作品を作っていることかと思います。

それぞれの生活がある中で、
作品を作る時間を作り、その中で生まれた作品は、本当に素晴らしいです。

作品を見てくれた人、手に取ってくれた人は
その作品のかわいさに癒されたり、
落ち込んでいるときには元気をもらったり、
お友達にプレゼントをして笑顔が生まれ、ステキな思い出となったり、
いつも一緒に暮らす中で、楽しみをもらえたりするのです。

作家さんが想いを込めた作品は、人の手に渡った後、
今度は手にした人と一緒に、ステキな時間を過ごすことになるのです。

それはきっと機械が作ったものではなく、
ハンドメイドだからこそ生まれる流れなのではないかと思います。

「作品を作る」ということ自体に価値がある、とぼくは思うのです。

だからこれからも、なるべくずっとずっと、ぼくは作家さんを応援していきたいのです。

’’好き’’と思えるものは、人によって違います。

赤が好きな人もいれば、青が好きな人もいます。

好みは人それぞれなのです。

あなたが’’好き”と思えるものは、あなただけが持つ’’個性”です。

だから、その‘’好き’’と思える気持ちを大切にしてあげてください。

それがあなただけのオリジナリティーになるのです。

これからの時代は
誰に遠慮することもなく、誰とも比較することなく、
あなたの世界を作っていけばいいのだと思います。

もっともっと個人がキラキラと輝く時代になってくると思います。

だから、これからも無理をすることなく、
あなたのペースで自由に、好きなことを続けてくださいね。

何かに疲れたときや、ほっと一息つきたいときは
いつでもLUPOPOにおいでください。
ゆったりとした時間をご用意してお待ちしております。

今日も遅くまでお付き合い頂きありがとうございました。
ステキな夜をお過ごしください。

感謝を込めて。

2018.3.27 *cafe&gallery LUPOPO* 店主 花井

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