2024-11-19

LUPOPOからのお手紙 〜シェア企画展12周年の感謝を込めて〜

昨日はLUPOPOのカウンターの席で、

たまたまお隣になったお客さま同士が、

何かのきっかけからお話が盛り上がっていました。

楽しそうなおふたりを見ながら、

「なんだかいい時間だなぁ」と、柔らかな空気が流れるカフェ時間を満喫していました。

LUPOPO店主 花井です。

遡ること12年前。。。

2012年の11月に『みんなでシェア☆企画展』が生まれました。

その頃のぼくは、旅の途中で体調を崩し身体がなかなか思うように動かず、

1日1回近所のコンビニに行くだけで疲れてしまうような状態でした。

身体が動かなくても、何か出来ることがあるのではないかと思い、

これを機に、自分とLUPOPOと正面から向き合うことにしました。

自分がどんな想いで、どんなモノ・コトを提供したいのか?

どんなお店、どんな未来を作っていきたいのか?

カフェに来てくれるお客さん、

作品を置いてくれてる作家さんはどんな想いで来てくれるのか?

作品を買いにきてくれるお客さんはどんなものを求めているのか?

実家にあった大きなホワイトボードに、思いつく限りの事をひたすらに書き出す日々が続きました。

ものを作る作家さんの気持ちが知りたくて、

キットを買って編み物をしてみたり、キャンドルを作ってみたり、

一度やってみたかったプラモデルも作ってみました。

そして、それらが出来上がった瞬間、

「誰かに見て欲しい!!」

その想いが素直に自分の中に込み上げました。

「わ!!これが作家さんの気持ちか!!」と、

まるで雷に打たれたように、大きな気付きを得た瞬間でした。

そうか!!それならば!!

「作家さんの作品を見てもらえる場所を作ってみよう!!」と、

こうして生まれたのがこの『みんなでシェア☆企画展』です。

タイトルにシェアという言葉を付けた理由は、

競争、奪い合い、勝ち負けといった対立構造ではなく、

分かち合い、助け合い、支え合い、

笑顔と喜びを【みんなでシェア】していけたらいいな。と、

そんな願いを【シェア】という文字に込めました。

あれから12年の月日が流れ。。

『みんなでシェア☆企画展』は今日で154回目を迎え、12周年を迎えることができました。

12年間こうして続けてこれたのは、

大切な作品を見せてくれる作家さん、

その作品を見てくれる方、

一緒にポチポチとリポストをしてくれるルポポスタッフ、

見えないところで支えてくれる家族、

そして今、

このお手紙を読んでくれているあなたのおかげです。

12年間分の感謝をあなたに送ります。

本当にありがとうございます。

ぼくが作りたかったのは「優しい世界」です。

人はひとりでは生きてはいけないから、

人とのご縁が生まれるきっかけを作りたかったのです。

『みんなでシェア☆企画展』に作品を投稿することで、

コメント、いいね、フォローしてもらえたり、

はたまたイベントに行った時に、

「わ!この作品見たことある。。ちょっと話しかけてみよう!」

そんな出会いのきっかけになったらいいなと思います。

たったひとつの小さなきっかけさえあれば、

たまたまカウンターで隣になった方とでも、楽しいおしゃべりが始まるように、

これからも『みんなでシェア☆企画展』を通して、

嬉しいご縁が生まれるきっかけを作り続けていきたいと思います。

今日もあなたの貴重なお時間の中で、

『みんなでシェア☆企画展』に参加して頂きありがとうございました。

これからも一緒にハンドメイドを楽しんでいきましょう。

今日も明日も明後日も、この先もずっとずっと、

あなたにとってのハンドメイドが楽しいものでありますように。

愛と感謝を込めて。

LUPOPO店主 花井 2024.11.19

p.s 先日我が子がハーフバースデーを迎えました。

おかげさまでスクスクと育っています^^

日に日に成長していく子の姿に、感動する日々です。

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