LUPOPOからのお手紙 〜シェア企画展12周年の感謝を込めて〜
昨日はLUPOPOのカウンターの席で、
たまたまお隣になったお客さま同士が、
何かのきっかけからお話が盛り上がっていました。
楽しそうなおふたりを見ながら、
「なんだかいい時間だなぁ」と、柔らかな空気が流れるカフェ時間を満喫していました。
LUPOPO店主 花井です。
遡ること12年前。。。
2012年の11月に『みんなでシェア☆企画展』が生まれました。
その頃のぼくは、旅の途中で体調を崩し身体がなかなか思うように動かず、
1日1回近所のコンビニに行くだけで疲れてしまうような状態でした。
身体が動かなくても、何か出来ることがあるのではないかと思い、
これを機に、自分とLUPOPOと正面から向き合うことにしました。
自分がどんな想いで、どんなモノ・コトを提供したいのか?
どんなお店、どんな未来を作っていきたいのか?
カフェに来てくれるお客さん、
作品を置いてくれてる作家さんはどんな想いで来てくれるのか?
作品を買いにきてくれるお客さんはどんなものを求めているのか?
実家にあった大きなホワイトボードに、思いつく限りの事をひたすらに書き出す日々が続きました。
ものを作る作家さんの気持ちが知りたくて、
キットを買って編み物をしてみたり、キャンドルを作ってみたり、
一度やってみたかったプラモデルも作ってみました。
そして、それらが出来上がった瞬間、
「誰かに見て欲しい!!」
その想いが素直に自分の中に込み上げました。
「わ!!これが作家さんの気持ちか!!」と、
まるで雷に打たれたように、大きな気付きを得た瞬間でした。
そうか!!それならば!!
「作家さんの作品を見てもらえる場所を作ってみよう!!」と、
こうして生まれたのがこの『みんなでシェア☆企画展』です。
タイトルにシェアという言葉を付けた理由は、
競争、奪い合い、勝ち負けといった対立構造ではなく、
分かち合い、助け合い、支え合い、
笑顔と喜びを【みんなでシェア】していけたらいいな。と、
そんな願いを【シェア】という文字に込めました。
*
あれから12年の月日が流れ。。
『みんなでシェア☆企画展』は今日で154回目を迎え、12周年を迎えることができました。
12年間こうして続けてこれたのは、
大切な作品を見せてくれる作家さん、
その作品を見てくれる方、
一緒にポチポチとリポストをしてくれるルポポスタッフ、
見えないところで支えてくれる家族、
そして今、
このお手紙を読んでくれているあなたのおかげです。
12年間分の感謝をあなたに送ります。
本当にありがとうございます。
*
ぼくが作りたかったのは「優しい世界」です。
人はひとりでは生きてはいけないから、
人とのご縁が生まれるきっかけを作りたかったのです。
『みんなでシェア☆企画展』に作品を投稿することで、
コメント、いいね、フォローしてもらえたり、
はたまたイベントに行った時に、
「わ!この作品見たことある。。ちょっと話しかけてみよう!」
そんな出会いのきっかけになったらいいなと思います。
たったひとつの小さなきっかけさえあれば、
たまたまカウンターで隣になった方とでも、楽しいおしゃべりが始まるように、
これからも『みんなでシェア☆企画展』を通して、
嬉しいご縁が生まれるきっかけを作り続けていきたいと思います。
*
今日もあなたの貴重なお時間の中で、
『みんなでシェア☆企画展』に参加して頂きありがとうございました。
これからも一緒にハンドメイドを楽しんでいきましょう。
今日も明日も明後日も、この先もずっとずっと、
あなたにとってのハンドメイドが楽しいものでありますように。
愛と感謝を込めて。
LUPOPO店主 花井 2024.11.19
p.s 先日我が子がハーフバースデーを迎えました。
おかげさまでスクスクと育っています^^
日に日に成長していく子の姿に、感動する日々です。