「糖質オフケーキって、普通のケーキと何が違うの?」
「甘いのに、本当に糖質を控えられるの?」
糖質オフケーキという言葉を見かけても、味や材料、普通のケーキとの違いが分からず、選ぶのを迷ってしまう方もいると思います。
糖質オフケーキは、甘いものをすべて我慢するための食品ではありません。
材料や作り方を工夫することで、ケーキを楽しみながら、一般的なケーキより糖質の摂取量を抑えやすくしたものです。
この記事では、糖質オフケーキと普通のケーキの違い、よく使われる材料、選ぶときに確認したいポイントを分かりやすくお伝えします。

そもそも「糖質」とは?
糖質とは、炭水化物に含まれる成分の一つです。
炭水化物は、大きく「糖質」と「食物繊維」に分けられます。糖質は身体を動かすためのエネルギー源として使われ、食物繊維は人の消化酵素では消化されにくい成分です。
つまり、炭水化物と糖質は、まったく同じものではありません。
炭水化物=糖質+食物繊維
という関係になっています。
糖質そのものが悪いわけではなく、身体に必要な栄養素です。
一方で、自分の活動量や身体の状態に対して多く摂りすぎると、摂取エネルギーの過剰につながることがあります。
そのため、糖質を完全になくそうとするのではなく、自分に合った量を考えることが大切です。
糖質オフケーキとは?
糖質オフケーキとは、一般的なケーキと比べて、糖質を抑えるように材料や配合を工夫したケーキです。
ケーキの糖質が多くなりやすい主な理由は、砂糖や小麦粉など、糖質を含む材料が使われているためです。
糖質オフケーキでは、これらの材料を単純にすべて取り除くのではなく、別の材料に置き換えたり、使用量を調整したりします。
ただし、「糖質オフケーキ」という名前だけで、すべての商品が同じ糖質量になるわけではありません。
使用する材料や一切れの大きさ、作り方によって糖質量は変わります。
選ぶときは、名前だけで判断するのではなく、可能であれば一個または一切れ当たりの糖質量や原材料も確認しましょう。

普通のケーキとの大きな違い
普通のケーキと糖質オフケーキの大きな違いは、主に次の3つです。
1.甘さをつける材料
一般的なケーキでは、甘さをつけるために砂糖が使われることが多くあります。
糖質オフケーキでは、砂糖の使用量を減らしたり、糖質を抑えた甘味料を組み合わせたりすることで甘さを整えます。
ただし、使用される甘味料によって、甘さの感じ方や後味は異なります。
糖質量だけでなく、自分がおいしいと感じられるかどうかも大切な選択基準です。
LUPOPOでは砂糖を使わずにラカントを使っているので、糖質量をグッと下げることが出来ています。
2.生地に使う材料
スポンジケーキや焼き菓子では、一般的に小麦粉が使われます。
糖質オフケーキでは、小麦粉の一部または全部を、大豆粉、アーモンドパウダー、おからなどに置き換えることがあります。
材料を変えることで、小麦粉を中心に作るケーキとは食感や香りも変わります。
ふんわりと軽いものもあれば、ナッツの香ばしさや、しっとりとした食感を楽しめるものもあります。
普通のケーキをそのまま再現するというより、素材の特徴を生かした別のおいしさを楽しめるのが、糖質オフケーキの魅力です。
3.一切れに含まれる糖質量
糖質オフケーキは、砂糖や小麦粉などの配合を工夫することで、一般的なケーキよりも糖質量を抑えることを目指しています。
ただし、糖質オフだからといって、必ずしも糖質がゼロになるわけではありません。
果物、乳製品、ナッツなどにも、それぞれ糖質が含まれています。
また、大きな一切れを食べれば、結果として摂取する糖質量やエネルギーも増えます。
「糖質オフだから、いくら食べても大丈夫」ではなく、量も含めて心地よく楽しむことが大切です。
ただ、LUPOPOのケーキの糖質は95%カットなので10切れ食べてもごはん1杯分の半分程度の糖質量です。
糖質オフと糖質ゼロは同じではありません
「糖質オフ」「低糖質」「糖質ゼロ」は、同じ意味のように見えますが、すべて同じではありません。
特に包装された加工食品では、栄養成分について「含まない」「低い」「低減された」などと表示するための基準が定められています。
そのため、糖質オフと書かれていても、糖質がまったく含まれていないとは限りません。
商品を購入するときは、パッケージの印象だけでなく、栄養成分表示の「一個当たり」「一切れ当たり」「100g当たり」などの単位も確認しましょう。
なお、栄養成分表示では、熱量、たんぱく質、脂質、炭水化物、食塩相当量が基本の表示項目です。糖質と食物繊維は、炭水化物の内訳として表示されることがあります。
糖質オフケーキを選ぶときのポイント
糖質オフケーキを選ぶときは、次の点を確認してみましょう。
- 一個または一切れ当たりの糖質量
- 表示の単位が一個当たりか、100g当たりか
- どのような材料が使われているか
- 自分が無理なく楽しめる大きさか
- 味や食感を自分がおいしいと感じられるか
数字を確認することは大切ですが、数字だけを見てケーキを選ぶ必要はありません。
食べたときの満足感や、誰とどんな時間を過ごすのかも、カフェやケーキを楽しむうえで大切な要素です。

普通のケーキを否定するためのものではありません
糖質オフケーキは、普通のケーキを否定するために生まれたものではありません。
体調や生活習慣を考えて糖質を控えたいときに、選べるケーキがもう一つ増える。
そのように考えると、糖質オフが少し身近に感じられるのではないでしょうか。
大切なのは、厳しいルールによって自分を縛ることではありません。
今日は普通のケーキを少しだけ味わう。
別の日には糖質オフケーキを選ぶ。
食事全体とのバランスを考えながら、自分が納得できるものを選ぶ。
その時々の身体や目的に合わせて選択できることが、無理なく続けるための一つの方法です。

三軒茶屋で糖質オフケーキを楽しみたい方へ
LUPOPOは、東京・三軒茶屋にあるカフェ&ギャラリーです。
僕自身も2020年の夏ごろから糖質を控える生活を続けています。
糖質を控え始めると、今まで何気なく食べていたものについて、材料や糖質量を考えるようになります。
その一方で、食べることを我慢するだけでは、日々の楽しみまで小さくなってしまうと感じることもあります。
だからこそLUPOPOでは、健康を意識している方にも、安心してカフェの時間を楽しんでいただける選択肢を届けたいと考えています。
店内には、ハンドメイド作家さんの作品が並んでいます。
作品を眺めながら、ケーキと飲み物をゆっくり味わう。
糖質を控えていることを忘れるくらい、穏やかで楽しい時間を過ごしていただけたら嬉しいです。
カフェ&ギャラリー LUPOPO
東京都世田谷区三軒茶屋1-35-20 平原ビル1F
まとめ
糖質オフケーキとは、砂糖や小麦粉などの材料や配合を工夫し、一般的なケーキよりも糖質を抑えることを目指したケーキです。
普通のケーキとの主な違いは、次の3つです。
- 甘さをつける材料が工夫されている
- 小麦粉の代わりになる材料が使われることがある
- 一個または一切れ当たりの糖質量が抑えられている
ただし、糖質オフは糖質ゼロと同じではなく、カロリーが必ず低いとも限りません。
名前の印象だけで判断せず、糖質量、原材料、量、味わったときの満足感を見ながら、自分に合ったものを選ぶことが大切です。
糖質を控えることは、ケーキを楽しむ時間を手放すことではありません。
我慢するためではなく、これからも楽しみ続けるために選び方を変える。
糖質オフケーキが、そんな心地よい選択肢の一つになればと思います。
※本記事は一般的な情報を提供するものであり、診断や治療を目的としたものではありません。糖尿病などで治療中の方や、医師から食事について指示を受けている方は、主治医や管理栄養士の指示を優先してください。
参考資料
この記事を書いた人

東京・三軒茶屋で、カフェ&ギャラリーLUPOPOを18年間営んでいます。
2020年の夏ごろから糖質を控える生活を始め、現在まで約6年間続けています。自分自身の経験をもとに、糖質を控えている方にも、我慢ではなく、心から楽しめるカフェの時間を届けたいと思っています。











