LUPOPOからのお手紙 〜1年間の感謝を込めて〜
12月〜1月にかけて東京のお天気は晴れの日が続きます。
雨があまり降らず、気持ちの良い青空だなぁと思っていたのですが、
雨があまり降らないからこそ、東京の冬の空気が乾燥していることに、
今年はじめて気が付きました。
当たり前過ぎて、目に見えていないこと。
当たり前過ぎて、感じられていないこと。
そんな事に囲まれているんだろうなぁ。と、ハッとした冬の訪れでした。
目の前に映る景色が当たり前でなく、
本当は奇跡の瞬間と思って、感謝をしながら年末年始を過ごしていきたいものです。
みなさまいかがお過ごしでしょうか?
LUPOPO店主 花井です。
2024年はあなたにとってどんな一年でしたか?
楽しかったり、嬉しかったり、
時には悲しかったり、寂しかったり、
様々な時を体験した1年だったのではないかと思います。
ぼくの今年の一番の変化は、5月に子が生まれたことでした。(今日でちょうど7ヶ月になりました。)
妻や、お義母さん、家族、LUPOPOスタッフ、周りにいてくれるみんなに支えられながら、元気にすくすく育っています。
生まれてすぐの頃は、あまり自分が父親になった感じがしなかったのですが、
最近は段々と父親としての自分に馴染んできた感じがあります。
街を歩けば子連れの方にばかり目がいくようになり、
子供も家族連れの方も、こんなに多かったんだと驚いております。
自分の子はもちろんかわいいのですが、街で出会う子も素直に可愛いなあと思うようになりました。
親になったことで、今までと違う景色が見えるようになり、
違う種類の愛情が、自分の中に生まれた感じがします。
*
人は基本的に変化を好みませんが、
実際のところは、毎日毎日変化をし続けています。
新生児だった我が子が、今日で7ヶ月を迎え、身体も大きくなり、下の歯が2本だけ生えているように、
自分でも気が付かないうちに変化をしています。
むしろ変化をしないことの方が難しいのです。
何かを学ぶことも変化ですし、何かを体験することも変化です。
”変化をしない自分を選ぶ”のではなく、
”いつでも変化を出来る自分であり続けること”が、ぼくたちが住むこの世界の仕組みに合っている気がします。
いつもと同じ、当たり前のように目の前に映る景色が、
本当は2度とは訪れない奇跡の瞬間であり、
その時、その場所にいなければ、絶対に体験出来なかったことならば、
”今”という時を大切に感じておきたいなと思うわけです。
そしてその瞬間に巡り会えたことに、心から感謝をしながら生きていきたいなと思います。
*
今年もあなたの貴重な時間の中で、
みんなでシェア企画展に参加して頂きありがとうございました。
シェア企画展に参加してくれたこと、
今あなたがこのお手紙を読んでくれていること、
奇跡の出会いに感謝をしております。
もうすぐ新しい年が始まります。
2024年であなたが経験したこと、
嬉しかったり、楽しかったり、
うまくいったり、うまくいかなかったり、
悲しかったり、寂しかったり、笑ったり、喜んだり、
その全ての体験は、
”あなたがその時その場所にいたからこそ体験出来たこと”です。
それはこの広い世界の中で、あなただけの体験であり、
あなた以外に同じ体験をした人は、どこを探してもいません。
どんな困難があったとしても、
全てのことを乗り越えてきたからこそ、このお手紙を読んでいるあなたがそこにいます。
あなたの体験こそが、世界にたったひとつの宝物です。
だから、2024年が終わる前に、新しい年が始まる前に、
今年の全てのあなたに、”花マル満点”を付けてあげてください。
あなたが生まれてから今まで、
あなたに出来るベストな選択をして、
今日という日に辿り着いたあなたに、”花マル満点”を付けてあげてください。
後悔したことがあったとしても、
上手くいかなかったことがあってもいいのです。
朝起きて、歯を磨いて、ご飯を食べて、
夜には眠ってまた新しい1日を迎え続けてきた。
それだけで本当に素晴らしいではありませんか?
だから、
今までのあなたの全てに”花マル満点”を付けて、
新しい気持ちで新年を一緒に迎えましょう!
そして
残りの2024年も楽しみながら、来年も一緒に楽しんでいきましょう!
ぼくもLUPOPOも、妻も我が子も、あなたのことを応援しています。
*
今日も最後までお読み頂きありがとうございます。
あなたにとって笑顔に溢れる毎日になりますように。
愛と感謝を込めて
cafe&gallery LUPOPO 店主 花井 2024.12.17