LUPOPOからのお手紙 13周年の感謝を込めて
先日、1歳半になった息子を抱っこ紐で抱えて、
お隣の県まで小１時間の電車の旅をしてきました。
ガタンゴトンと揺られながら、流れる景色と人々を息子と楽しみました。
自分ひとりで旅をしていたあの頃は、
息子とふたりでこうして電車の旅をする時が来るなんて思ってもいませんでした。
色とりどりの世界を見せてあげられるように、色々なところへと旅をしていきたいなと思います。
LUPOPO店主 花井です。
2012年の11月。
記念すべき第1回目の『みんなでシェア☆企画展』が始まりました。
あれから13年の月日が流れ、
今回で166回目となる『みんなでシェア☆企画展』を開催することができました。
少しでも多くの方に作家さんの作品を見てもらいたくて、
ハンドメイドの温もりや、作家さんの魅力を感じてもらいたくて、毎月開催し続けてきました。
今まで参加して頂いた全ての方、本当にありがとうございます。
心より感謝をしております。
今まで投稿して頂いたひとつひとつの投稿、その全てがシェア企画展の”宝物”です。
決して自分ひとりで作れるものではなく、
作家さんがいて、見てくれる人がいて、スタッフがいて、家族がいて、
そして、今このお手紙を見てくれているあなたとのご縁があったからこそ、
こうしてシェア企画展を13年間続けてくることができました。
本当に、ありがとうございます。
作家さんの作るハンドメイド作品を見ては、
その美しさ、繊細さ、大胆さ、面白さ、
豊かな想像力とアイディア、素晴らしい技術、
そして作品に込めた”大切な想い”に感動し、
人の手から生まれるハンドメイド作品ならではの温もりを沢山頂きました。
誰が作ったか分からない商品ではなく、
ハンドメイドの作品のすぐ後ろには、作家さんがいて、
デザインから、材料の準備、制作から完成に至るまで作家さんの手が入る。
作品と作者との距離感が近いからこそ、
ハンドメイドの作品には、何か”特別なもの”を感じることができます。
それがゆえに
ハンドメイドの作品は、人とのあたたかなご縁を作ってくれるだと思います。
私たちはハンドメイドの作品が好き。
それを作るハンドメイド作家さんが好き。
同じようにハンドメイドの作品が好きな人が好き。
もっと言ってしまえば、人が好きです。
だからこそ、
作家さんの作品を好きになってくれること、
一緒に作品を見てくれること、
作家さんと見てくれた方が繋がってくれることがとても嬉しいです。
笑顔や喜びをみんなでシェア出来るように、
そして作品とのご縁が生まれるように、これからも企画展を続けていきたいと思います。
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ものづくりをするあなたへ
「作りたいものを作る」「好きなものを作る」
これからも先もずっと、この気持ちに素直に従っていけばいいと思います。
あなたの中に生まれた「作りたい！」というその衝動を、どうか大切にしてあげてください。
それがたとえ売れても売れなくても構いません。
歌いたい歌があるのに、歌いたくない歌を歌い続ける歌手がいたらどう思いますか？
やっぱり、歌いたい歌を歌う歌手でいてほしいですよね。
あなたの中に生まれた「作りたい！」という衝動は、
この世界の中であなたの中にしか生まれません。他の誰にも同じ衝動は起きません。
つまりそれは、あなたにしか作れないものです。
あなたが作らなければ、この世界には存在しないものになります。
神さまがいるとするなら、
その衝動は神様から与えられたもののように思えるのです。
何もないところから、宇宙が生まれたように、
ゼロから、イチがあなたの手から生まれること。
それが作品作りだと思うのです。
それが人に認められても認められなくても構いません。
売れても売れなくても構いません。
それは二時的なもの、偶然の出会いだからです。
あなたが好きなものを作ったこと自体にこそ、素晴らしい価値があります。
夢中になってデザインして、心を込めて制作したその時間こそが、
本当に豊かな時間であり、人生の宝物だと思うのです。
それがうまくいっても、うまくいかなかったとしても、
宝物の時間であることには変わりません。
だから、
あなたの作りたいと思ったその時に、
あなたの好きなものを作っていってくださいね。
楽しいことは続きます。
続けていれば嬉しいことが必ずやってきます。
あなたがあなたらしく、自由でいることを、
LUPOPOはこれからも応援しております。
今日も貴重なお時間の中で、
『みんなでシェア☆企画展』に参加して頂きありがとうございました。
また一緒にハンドメイドを楽しめる日を、心よりお待ちしております。
感謝と愛を込めて。
LUPOPO 店主 花井 2025.11.18
P.s 穏やかな夜をお過ごしください♫
