2018-02-26

個展というビッグバン

もし、

宇宙の始まりが

何らかの「意思」から生まれ

広がり続けたのだとしたら。。。

「個展をやろう!」という作家さんの「意思」

それが物語のはじまりです。

これまで本当に沢山の個展をルポポで見てきました。

最終日が近づいてくると、決まっていつも思うことがあります。

「明日が最後なんだなぁ。。」

色んな感情が渦巻いて、うまく言葉には出来無いのですが、1番簡単に伝えるなら

「さみしさ」を感じているのかもしれません。

お祭りの最中は盛り上がっていて楽しい分、

終わった時に何か寂しさを感じる。

あの感覚に近いのかもしれません。

作家さんが「個展をやろう!」

と決めたその日から、

日にちを決めたり

打ち合わせをしたり

どんな展示にしよう??

どんな作品を作ろう??

どんなDMにしよう??

どんなディスプレイにしよう??

と、作家さん自身がどうやっても自分自身と

向き合っていくことになります。

考えて、考えて、考え続けて。

手を動かして、手を動かして、作り続けて。

そうやって迎えた個展当日からの5日間。

久しぶりのお友達に会えたり。

新しく出会った人が作品を買ってくれたり。

作品の話を興味津々に聞いている方がいたり。

お花を贈ってきてくれる方がいたり。

遠くからこの個展に来るために、

新幹線や飛行機に乗って来てくれる方がいたり。

色んな人との色んな物語を見せてくれます。

そして迎える最終日は、

色んな想いがギュゥッと凝縮された感じがして

胸が熱くなってしまいます。

それは来てくれる人の数が多いとか

迎えてくれる作品の数が多いから、という訳ではなく

「個展をやろう!」

という作家さんの勇気ある最初の意思。

チャレンジをするんだ!

という決断をしたこと自体に、

「すごいなぁ。」って

感動してしまうのです。

2018.2.25 店主

p.s そんな明日は個展最終日。

文章を書きながら少し、胸の高鳴りを感じています。

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