祝☆企画展6周年 〜LUPOPOからのお手紙〜
少し想像してみてください。
あなたが今いるお部屋から高く高く上へと飛んでいきます。
部屋の天井を超え、
木の高さを超え、
飛んでいる鳥を超え、
雲を抜け、
真っ青な空まで抜けます。
更に更に上に行くと
眼下に広がる海や山が見えてきました。
そして、
大気圏を抜け、
宇宙まで辿り着くと
まんまるで青く綺麗な地球が見えてきました。
宇宙から見た地球は1つです。
その中にぼくも、
あなたも、あの人も。
どの地域も、どの国も、どの人種も、
山や、海や、川も、雲も
全てのもの、全ての人が1つの地球の中に含まれています。
それは1つの「生命体」とも言えるし、
1つの「細胞」とも言えるかもしれません。
そこから地球を眺めた時、
競争している地球ではなく
分かち合い、認め合い、共有して、
みんなで仲良くシェアしている地球でありたい。
たまにふと、そんな事を思います。
あなたはどんな地球を望みますか?
LUPOPO 店主 花井です。
2012年の11月に『みんなでシェア☆企画展』が始まりました。
今日で82回目を迎え、6周年を迎えることが出来ました。
参加してくれるあなた、
支えてくれているスタッフや家族、周りにいてくれる全ての人のおかげで
ここまで続けることが出来ました。
本当にありがとうございます。
おかげさまで沢山のご縁を頂き、
LUPOPOというお店を続けることが出来ています。
いくら言っても足りない位、
もう、本当に感謝しかありません。
ぼくにとって理想とする社会の形が
この『みんなでシェア☆企画展』です。
誰でも
どこからでも、
お金がかからず、
あなたの作品を表現することが出来て、
沢山の人に作品を見てもらうことが出来る。
作品を通して
人と人が繋がり、出会いが生まれ、和が出来る。
好きな作品が見つかったり、
仲間が見つかったり、
ファンが見つかったり。
「楽しいこと、嬉しいことをシェア出来る場所」
それがぼくが目指す未来の社会の理想の形です。
(それを可能にしてくれているTwitterは本当に素晴らしく、感謝しています。)
今はまさに、時代の変革の時です。
ひと昔前は、競争の激しい社会でした。
ですが、これからは共有する社会になりつつあります。
所有することよりも、共有すること。
勝ち負けよりも、尊重し認め合うことの大切さに、
沢山の人達が気づき始めました。
「社会の声」「世間の声」ではなく、
「あなた自身の声」を真剣に聞いてあげること。
私達の外側には求めていた答えはありませんでした。
私達の内側にこそ答えがあったのです。
作品づくりで言えば、
青が好きな人もいれば、赤が好きな人もいる。
外側の全ての要望に応えようとすれば、
無数にありすぎて、
何を作っていいのか分からなくなってしまいます。
ですが、
あなたの好きな色ならば分かります。
あなたが青が好きなら、青を作ればいいのです。
赤は赤が好きな人が作ればいいのです。
あなたが好きと思えることは
他の人の好きと全く同じではありません。
あなたの好きは、あなただけのものなのです。
だから、
あなたの心の声を聞いてあげることは、
あなただけの持つ個性を引き出してあげることになります。
あなたはすでに個性という輝くものを持っているのです。
人から言われてきたこと、
今まで教えられてきたことが、
あなた自身の内側からの声を聞こえにくくしてきたのかもしれません。
「Yes」も「NO」も「その他の答え」も、
全ての人が自由に選択をすることが出来ます。
あなたには「選択の自由」があります。
もう無理をして、頑張る時代ではありません。
苦行は過去の産物です。
好きな事を、好きな時に、
あなたのやりたいようにやっていっていいのです。
休みたいときは休めばいいのです。
あなたの素直な心に耳を傾けて、
あなたの心がワクワクすることを、ただひたすらやっていく。
そうすることであなただけの道が開けるのです。
素直であればあるほどに、扉は大きく明るく開いていきます。
だからもう大丈夫。
なぜなら
あなたのいる場所から
高く高く上にのぼり、
雲を超え、
空を超え、
宇宙まで行った時に見える地球は、
『あなた自身』だからです。
誰にも遠慮することなく、怖がることなく、
あなたのワクワクするままに楽しく、自由に進んでいってください。
ほっと一息つきたいときは
いつでもLUPOPOにおいでください。
美味しいご飯と、
大好きな作家さんのステキな作品に囲まれて
ゆったりとした時間をお過ごしください♫
2018.11.27 *cafe&gallery LUPOPO* 店主 花井