【ハンガリーから日本へ】ヘレンド・アポニーグリーンの”歴史”と”魅力”をご紹介します!!
LUPOPOでご使用頂ける5つの高級食器の中で、
ぼくの妻が1番好きなブランドがこのヘレンドです。
今日はそんなヘレンドの歴史と魅力を、
銀座の高級洋食器専門店・ルノーブルさんから頂いた文章と一緒にご紹介させて頂きます!!
LUPOPO店主 花井です。
洋食器の世界のトップブランド・ヘレンド
日本から約8900キロも離れた国でその器は作られました。
中央ヨーロッパの国、ハンガリーのブタペストから南西へ110km、牧歌的な村の名前がヘレンドです。
(綺麗なブタペストの街並み)
ここにあった小さな陶器工場をモール・フィッシャーが買い取ったのが1839年。
以来、磁器生産に切り替え、テーブルウェアの製作に力を注ぎます。
1862年、オーストリアの女帝マリア・テレジアが育成したウィーン窯が閉鎖することになり、そのデザインの継承を許されたヘレンドは、一躍ヨーロッパの名窯となりました。
(つまり、ヘレンドの前進はウィーン窯であり、ヘレンドになってから人気がどんどん広がっていったのですね。)
(マリア・テレジアさん。。美人さんです)
1866年、当時のオーストリア皇帝フランツ・ヨゼフが
ハンガリー皇帝を兼ねるようになると、宮廷での宴をヘレンドのテーブルウェアが彩ることになります。
(オーストリアの皇帝がハンガリーの皇帝も兼任し、王室の宴で使われた食器がヘレンドだったのです。)
(日本でいうと、天皇陛下が使われている食器。の位置付けのイメージになります。)
(ヨゼフ皇帝はお口の髭に風格がありますね。)
貴族の中の貴族と呼ばれたハプスブルグ家の保護のもと、ウィーンをはじめヨーロッパ各国の王侯貴族を魅了しました。
こうして隆盛を極めたオーストリア宮廷と共に、ヘレンドは大きく発展していきます。
(国を代表するブランドという事が良く分かります。)
現在も造形から絵付けにいたるまで全てハンドメイドという伝統を守りながら、その一方で新しいモチーフを次々と生み出しています。
(創業161年。今もトップブランドであり続けるのは素晴らしいです)
製作の様子はこちら↓↓↓
アボニーグリーンが生まれた製作秘話
ハンガリーの伯爵アポニーのあまりに急な注文に、
名作「インドの華」をベースにして、少しシンプルに作られたのがこのシリーズです。
単色の様式化された花柄は東洋の香りがします。
(アポニー伯爵の急な注文から生まれたデザイン、というのも非常に面白いですね^^)
高級洋食器専門店ルノーブル 関口さんからのオススメポイント
カップの正面やプレートの中央に描かれたこのシリーズのメインモチーフだけでなく、
カップの後ろ側などに描かれたサブモチーフにもご注目下さい。
<メインモチーフ↓↓↓>
カップの後ろにも絵が描かれています。
ハンドペインターの絵心が表れる箇所の一つで、
アポニーグリーンのシリーズだけでも何種類もバリエーションがあり、お気に入りのカップを見つけるヒントになります。
ぼく個人のヘレンド・アポニーグリーンの好きなところ。
ハンドメイド作家さんに1番使ってみて欲しい器がこのアポニーグリーンです!
その理由は、
器に対する作り込みが本当に細かいのです。
ひとつひとつ丁寧に手で描かれたお花の絵柄、線の細さ、色の鮮やかさ、
カップの上の部分には、レースが仕込まれています。
ぼくはこのティーカップを持った時、
「なんて繊細な作り込みをしているんだろう!!」と感動しました。
(お花のようなデザインになっています飲み口もかわいいです)
きっとものづくりをされる方なら、
この食器を使った瞬間に、
この食器の作り込み具合が体感出来ると思います。
長い時間を掛けて、伝えられ続けた伝統の技術とこだわりを、体験してみてください。
このカップを体験出来るお店は、日本全国探してもなかなか見つかりません。
(なぜならヘレンドのティーセットと、LUPOPOで使用している早川シルバーのポットを揃えようと思うと10万円を超えます(笑))
ぜひLUPOPOで低糖質なパウンドケーキと一緒に
『あなたを大切にする時間』をお楽しみください。
【東京都内】高級洋食器へレンド(HEREND)アポニーグリーンで紅茶が飲めるカフェLUPOPO【ルポポリニューアルに向けて】
最後までお読み頂きありがとうございます!!
あなたにとって新しい体験がはじまる
ワクワクした1日になりますように。
愛と感謝を込めて。
2021.6.17 店主 花井
Twitterで発信もしています→@Lupopo_hanai
花井のプロフィールはこちら↓↓↓
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