ものづくりをするあなたへ 〜LUPOPOからのお手紙〜

2歳になった息子を、
抱っこ紐で前抱っこしながら近所を歩いていると、よく話しかけられます。
お隣のおばあちゃん、
コンビニのお兄さん、
お仕事帰りにすれ違う方。
児童館の職員さんや、よく行くカフェの店員さん。
みんな笑顔で息子を迎え入れてくれます。
その瞬間、なんだかとても温かい気持ちになります。
ご近所の方、街行く人に見守られながら、
すくすく元気に育っていって欲しい。
素直にそう思います。
そんな息子を見ていると、きっと自分の母親も、
こんな気持ちでぼくを育ててくれたのかもしれないなと思いました。
親になってはじめて、
「あの頃の母は、こんな気持ちだったのかな。」
そんなことを考えるようになりました。
子どもが成長する姿を見ながら、
少しずつ親の気持ちを教えてもらっているような気がします。
LUPOPO店主 花井です。

今日も『みんなでシェア☆企画展』に参加して頂きありがとうございます。
お忙しい毎日の中、
あなたの貴重なお時間の中で、
お写真を撮って、文章を考えて、作品を投稿してくれたこと。
シェア企画展を覚えていてくれたこと。
大好きなハンドメイドを一緒に楽しんで頂けたことに、心より感謝しております。
ひとつの作品が完成するまでには、
本当に多くの時間と、情熱が注がれていると思います。
完成した作品のその後ろには、
作家さんが何度も何度も試行錯誤して、
形にするまでの時間が、ギューっと詰め込まれていると思います。
「どの色にしようかな?」
「どんな形にしようかな?」
素材を選んで、色を選んで、
どうすればイメージ通りの形になるのか?を構想して。
試しに作ってみても、なかなか思い通りの形にならない試行錯誤の日々。
何度も何度もトライして、出来上がった作品にさらに、調整と微調整を重ねる。
机の上で手が止まってしまった日もあれば、
何度やっても納得できず、道具を片付けた日もあると思います。
家族が眠ったあとの静かな制作時間。
仕事や家事を終えたあとの作業時間。
そんな一つひとつの時間が積み重なって、やっと一つの作品が出来上がります。
そして作家活動は作品を作って終わり。ではありません。
写真を撮ること。
文章を考えること。
値段を決めて、
パッケージを考えること。
ショップに作品を登録して、
SNSで発信をすること。
お問い合わせの返信や、
作品の梱包をして、発送作業も全て作家さんが行います。
誰かがイチから教えてくれるわけでもなく、
制作をしながら、その時その時必要なことを調べたり、考えたりしながら、
本当に数多くの意思決定をしていきます。
どれだけ考えて、
想いを込めて投稿したとしても、
反応が少ない日もあれば、
お迎えが決まらないことだってあります。
「本当にこれであっているのかな?」
「このまま作り続けていいのだろうか?」
そんな風に自分を疑ってしまう瞬間だってあります。
SNSを開けば、
いつだって隣の芝生は青く見え、
他の作家さんの作品と比べてしまうことだってあります。
刺激をもらう日もあれば、自信をなくしてしまう日だってあります。
でもそれは、
どんなに人気がある作家さんも、
どんな美しい曲を作る音楽家も同じです。
たったひとつの正解があるわけではないものづくり。
逆に言えば、
無限の正解があるものづくりをしている方ならば、
みんな同じように悩み、不安を感じ、自分を疑う瞬間があります。
それは決して能力が足りないからではありません。
もっと良いものを届けたい。
もっと喜んでもらえる作品を作りたい。
そんな想いがあるからこそ、生まれる葛藤なのだと思います。
ものづくりの世界においては、
破壊は創造の一部であり、
迷うことも前へ進むための一歩です。
ずっと安定したままでは、変化を起こすこと、
新しいものを創造することは出来ません。
自分を疑うこと、
そして、もう一度自分を信じること、
その繰り返しこそが作品に深みを与えていくのだと思います。
感受性が豊かな人ほど、
喜びも、悲しみも、
不安も、驚きも、
人一倍感じ取ります。
だからこそ、その繊細な心は、
作品の中で輝きとして現れるのだと思います。
だから、
悩むことも、迷うことも、あなたの作品の一部です。
だからこそ、どんなあなたも、
ギュッと抱きしめて、大切にしてあげてください。
作れない日があってもいい。
立ち止まる日があってもいい。
何も思いつかない日があってもいい。
人と比べてしまってもいい。
自信が持てなくたっていい。
思うような結果が出なくたっていい。
全速力でフルマラソンを走り切れる人はいません。
疲れたら休み、走りたくなったらまた走る。
あなたの心地よいペースで、
あなたのものづくりを楽しんで行ってくださいね。
*
ぼくは息子を見ていて思うんです。
笑ってる時もあれば、泣いている時もあって、
楽しそうにしている時もあれば、怒っている時もある。
喜怒哀楽の全ての感情がちゃんと備わっている。
それは生きていく上で必ず必要だからこそ備わっていると思うのです。
いつでも笑っていてほしい気持ちはあるけれど
どんな気持ちも受け止めて、ただただ認めてあげたい気持ちもあります。
どれだけ年齢を重ねても、人はみんな誰かの大切な子どもです。
だから、
LUPOPOはどんな作家さんも、どんなあなたも認めてあげたい。
あなたはきっと当たり前のように
「作りたい!」と思っているかもしれませんが、
誰もがそう思えるわけではありません。
「作ることが好き♡」
あなたがそう思っているのだとしたら、
それは素晴らしいものづくりの才能をお持ちだと思います。
お金を稼ぐ手段は他にもありますが、
ものを作っている時の”夢中になって作っている時間”は、
決して他では体験することが出来ません。
好きなことをしている時間を、
これからも大切にしていってくださいね。
あなたが、
あなたらしく笑い、
あなたらしく作り続けられること。
それが、ぼくとLUPOPOの願いです。
あなたのものづくりを、
これからも全力で応援しています。
感謝と愛を込めて。
2026.7.21 LUPOPO店主 花井
p.s 今日も素敵な1日をお過ごしください♪


















