2020-06-11

ぼくの人生を変えた、寮長に言われた一言。

子供の頃、

「大人になれば字が自然と綺麗に書けるようになる」と思っていました。

ですが、どうやらまだ大人になりきれていないようで、

今もまだ字を綺麗に書く事が出来ません。

(もうちょっとしたら、字が自然と綺麗になると信じて毎日を過ごしています。)

LUPOPO 店主花井です。

ぼくの人生を変えた、寮長に言われた一言。

25歳でLUPOPOをはじめる前の2〜3年の間、日雇いでアルバイトをしていました。

主に工事現場に行って、重い荷物を上げる荷揚げ屋さんのお仕事をしていたのですが、

あるとき、とある会社の寮の清掃のお仕事をやることになりました。

そこでは100人以上の方が住んでいる大きめの寮で、

イメージで言うと学校のような建物でした。

そこでお風呂場を磨いたり、廊下やお部屋など、色々な場所をお掃除していました。

そこでは、当時60歳位の女性の方が寮長をやっていました。

テキパキ動いて、声が大きくて、明確な指示を出す、でも優しくて存在感のある方でした。

その方に言われた一言が、ぼくの人生を変えました。

『なんでも、自分の為にやるんだよ。

人のためにやることも、全部自分の為にやるんだよ。

そうすれば、見返りを求めないで済むから。

なんだって、自分の為にやりな!』

「パッキーーーン!!」と妙に納得したことを覚えています。

その時の光景は今でも明確に覚えています。

それ以来、ぼくはなんでも自分の為にやることにしました。

人のためには美しい。でも境界線が分からない。

映画や小説に出てくる主人公は、自分を犠牲にしても、人のために精一杯の努力をして、

多くの人を助け出します。

学校では、人のことを考えて、人のために行動しなさい。と教えられてきました。

人のために何かをすることは美しく、カッコ良く見えるのですが、

どこまで人のために動けばいいのか、

その後ろで、置き去りにした自分はどうすればいいのか?

『人のことを大切にすること。』と、『自分のことを大切にすること』

この2つに分かれた価値観の境界線が、その頃のぼくにはよく分からなかったのです。

『なんでも自分のためにやるんだよ』

この寮長の言葉は、2つに分かれた自分の価値観を、

ひとつに繋げてくれる一言でした。

今思えば、あの時寮長が伝えてくれた一言は、

寮長自身が、長い間ずっと人の為にお掃除をしてきて、

人のためにやること、と、自分のためにやること、

その2つの価値観の間で葛藤しながら、導き出した答えだったのだと思います。

そうやって長い時間をかけて、導き出した答えを伝えてもらえた言葉が、

ぼくの人生を大きく変えてくれました。

この経験をここに記すことで、

ぼくと同じように、2つの価値観の間で葛藤をしている人のために、

寮長の言葉をもう一度お伝えさせて頂きます。

『なんでも自分の為にやるんだよ。

人のためにやることも、全部自分の為にやるんだよ。

そうすれば、見返りを求めないで済むから。

なんだって、自分の為にやりな!』

最後までお読み頂きありがとうございます。

今日もステキな1日をお過ごし下さい。

2020.6.11

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write by 店主 花井→@Lupopo_hanai

p.s2 寮長へ、今でも感謝しています。

本当にありがとうございました。

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