【店主のコラム16】『何かを表現すること』それ自体に価値があると改めて気付いたぼくのお話。
ぼくは小学校の頃にお家にあったピアノを弾き始め、
中学校の頃にギターを買い、
高校を卒業したあと音楽の専門学校に行きバンドをはじめ、
そのあとジャズバーで働き、ライブハウスで働き、
ジャズベーシストのボーヤをしてプロの現場を学び、
LUPOPOをやりながらも、つい2年前までずっとLIVE活動をしてきました。
つまり『音楽の表現』がある環境でずっと生きてきました。
(ちなみに今はギタレレをお家でぽろんぽろんと弾いています。)
LUPOPO 店主 花井です。
『音楽』と『ハンドメイド』これは作るモノこそ違えど、
やっている事は同じです。
『作品を作って、発表する。』
『自分の伝えたい事、自分の気持ちを作品に込めて、表現する』
”自分という存在”を【音】や【モノ】にのせて表現する。
ぼくは人間として純粋に表現することが、
『凄くカッコいい!!』と思うのです。
自分の内側を外側に見せる事。
それ自体に凄く勇気がいるからです。
『これを見せたら人にどう思われるだろう?』
『誰かに何か言われてしまうかもしれない。』
その気持ちを越えているからです。
『表現する事』は、
スーッと綺麗に張った水の表面に、
ストンっと石を投げて波を起こすようなものだからです。
『表現する事』は衣食住のように、
人間が生きるのに絶対に必要なことではありません。
絶対に必要なことでないのですが、
でも人間が生きていく為に、
絶対に必要なことでもあるのです。
だからこそ様々な形で『表現』が存在しています。
これはAIには出来ません。
時代が進むにつれて、
便利になり、人間がやってきた事をAIがやってくれるようになってきています。
掃除も、レジでのお会計も、
これからは医療も、お役所の手続きも、AIが手助けをしてくれると思います。
そんな時代になればなるほど、
個人の『表現』というものが価値を帯びてきます。
『表現すること』それ自体に価値があるのです。
売れても売れなくても関係ありません。
あなたが1つ表現をすれば、
この世界はその分『カラフルな世界』になります。
でも表現をしなければ、『色彩の無いモノクロの世界』になっていってしまうのです。
この世界にはこれだけ多くの『色』や『形』や『音』があるのに、
それらが使われない世界になってしまっては勿体ないと思いませんか?
あなたの表現したいこと、
あなたの表現したい気持ちが心の中にあるならば、
思いっきり表現して行きませんか?
誰かに遠慮することなく
自分自身にに制限をかけることなく
のびのびと自由に、
この世界という真っ白なキャンバスに、
あなたという『存在』を表現していきませんか?
どんな事でもいいのです。
あなたが表現をする事。それ自体に価値があるのです。
あなたと同じ想いを抱えていた人に、
勇気を与えたり、感動を共有する事が出来るのです。
お金には変えられない価値があります。
「私も何か表現してみよう!」という人が増え、
どんどん『カラフルな世界』になっていくように、
ぼくはこれからも、
『自由に表現を出来る場所』を作り続けていきたいと思います。
日本は欧米よりもアートに対しての認識が薄いという現状があります。
でも、ぼくは嘆くつもりはありません。
自分自身が表現の価値を認め、表現の価値を伝え続け、
『表現が認められる時代』を皆さんと一緒に作っていきたいと思います。
(三軒茶屋の町に1年間出していたメッセージ看板)
愛と感謝を込めて。
2020.10.7
write by 店主 花井→@Lupopo_hanai
p.s 作家活動コンサルタントはじめました!
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