LUPOPOからのお手紙 〜あなた自身を大切にする時代へ〜
最近は朝起きてシャワーに入って、
最寄り駅までの道をちょっと遠回りして、
川沿いをゆっくり歩くことにハマっています。
広々とした空に、吹き抜ける風の心地よさに、
心がスーーッと広がっていく感じがして気持ちいいのです^^
LUPOPO店主 花井です。
新年1回目の『みんなでシェア☆企画展』に参加して頂きありがとうございます。
あなたの貴重なお時間の中で、
この企画展の事を忘れずに覚えていてくれたこと。
一生懸命作った大切な作品を見せてくれたこと。
そして一緒に作品を見て、楽しんで頂き本当にありがとうございます。
ぼくひとりでは決して開催する事は出来ない企画展。
あなたが参加してくれるからこそ開催する事が出来ています。
素敵なご縁を頂けている事に心より感謝しております。
うまく自分を表現できなかった子供時代
ぼくは今はこうして自分の想いを文章にして伝える事が出来ていますが、
昔は自分の想いを言葉にする事も、文章にする事も苦手でした。
本当に仲の良い友達数人としか喋る事は出来ず、
スイミングスクールに通っても、誰とも喋らずに1人黙々と泳いでいました。
その頃のぼくは人と話す事に、高い高いハードルを感じていたのです。
一体、ぼくの何がそうさせていたのかなと思うと、
「人からこう思われたら恥ずかしい。。」
自分の中にある人の目線だったように思います。
更にその奥には、
「自分よりも人の事を大切にしなくてはいけない。」
「でも、人の事を大切にするのも恥ずかしくて出来ない。」
そんな葛藤があって、自分をうまく表現出来ていなかった気がします。
『自分を大切にする事』と『人を大切にする事』が2つに切り離されていたのかも知れません。
大人になっても続いた2つに切り離された考え方
『勝ち』 か 『負け』
『成功』 か 『失敗』
『人を大切にする』 か 『自分を大切にする』
常にどちらかを選ばないといけないと思っていました。
なので自己犠牲をしたり、自己中心的になったり、バランスがうまく取れていなかったのです。
ですが、LUPOPOを始めてから、
作家さんと関わりを持ち、来てくれるお客さんと接する中で、
段々2つに切り離された考え方が、ひとつになってきました。
例えば
◾︎作家さんやお客さんだけを大切にして、自分を疎かにしてしまっては、
いつしか心と体に限界が来て、結果、作家さん、お客さん、自分の事も大切に出来なくなってしまいます。
◾︎自分だけを大切にして、作家さんやお客さんの事を疎かにしてしまっては、
良いお店を作る事は出来ず、結果、誰の事も大切に出来なくなってしまいます。
では、どうすればいいのか?
2つに切り離されたものを、ぐるっと囲んでひとつにすれば良かったのです。
自分を大切にする事は、作家さんやお客さんを大切にする事になる。
作家さんやお客さんを大切にすることは、自分を大切にする事になる。
こう理解した事で、どちらも大切にする事が出来るようになったのです。
自分の為に、相手を大切にする。
相手の為に、自分を大切にする。
どちらもちゃんと繋がっている事を、LUPOPOが教えてくれたのです。
そして、
ぼくがここで特に強調してお伝えしたい事は、
『自分の事を大切にする事』です。
なぜなら、
『人を大切にしなさい』は子供の頃から教えられてきたのですが、
『自分を大切にしなさい』とはあまり教えられてこなかったからです。
ひとりひとりがちゃんと自分を大切に出来たらどんな社会になるでしょうか?
ひとりひとりがちゃんと自分を大切に出来たなら、、
人々の心に余裕が生まれ、今よりもっと豊かな社会になると思います。
誰かの為に無理をするのではなく、あなた自身を大切にする。
やりたくない事を優先するのではなく、あなたのやりたい事を優先する。
ひとりひとりが自分を大切にする社会には、笑顔が溢れていると思いませんか?
その為には、一旦全てのことにマルを付けてあげればいいのです。
Yesでもいい。 Noでもいい。
成功してもいい。 失敗してもいい。
うまく出来た自分もいい。うまく出来なかった自分もいい。
そうやってマルを付けて認めてあげる。
なぜならいつだって、あなたはベストを尽くしているからです。
その時、それ以上に出来た事はありません。
それは100mを5秒で走れと言っているようなものです。
それではかわいそうだと思いませんか?
そんなに頑張る必要はありません。
そんなに無理をする必要もありません。
あなたはただ、
ありのままのあなたを大切にすればいい。
素直なままのあなたを認めてあげればいい。
あなたがあなたを大切にしてあげる事が、
あなたの周りの人を大切にする事に繋がります。
あなたがあなたを許す事が、
あなたの周りの人を許す事に繋がります。
ぜひ、ありのままのあなたに、
『愛してるよ』と毎日忘れずに伝えてあげてください。
*
もし、それでも、
どうしても自分を大切にするのが難しいときには、
ぼくがあなたの全てを肯定します!!
『あなたはそのままで素晴らしい!!』
このお手紙がその事を思い出すきっかけになれば嬉しいです。
最後までお読み頂きありがとうございます!!
あなたにとって楽しい思い出として残る、
素敵な1日になりますように。
愛と感謝を込めて。
2021.1.26 店主 花井 →@Lupopo_hanai