2021-05-30

『ハンドメイドの作品とは日用品の形をした美術品』【店主のコラム53】

先日、

「作家さんの作品って、まるで日用品の形をした美術品みたいだよね!!」と、

妻が言った一言に感銘を受けたので、

今日はぼくなりに深く考察してみたいと思います。

LUPOPO店主 花井です。

作品は日用品の形をした美術品

ハンドメイドのお店を続けて14年目。

LUPOPOをはじめた頃の2008年の『ハンドメイド』の世間のイメージは、

”バザーの延長上と”いうイメージを持っている人も多くいました。

(もちろんその当時でもハンドメイドの価値を深く認めてくれる方もいました)

それから14年が経ち、時代の移り変わりとともに、

『ハンドメイド』の世間のイメージも大きく変わった事を、

ぼくはLUPOPOというハンドメイドのお店の中で日々体感しています。

進化し続けるハンドメイドの作品

ハンドメイドの作品は毎日のように新しい作品が生まれています。

それはそうですよね?

作家さんの中から湧いてきたイマジネーションを

作家さんが日々、熱い情熱をかけて、試行錯誤を繰り返しているのです。

全体の作品のクオリティも上がり続けています。

作品を作る作家さんの数は増え、作品の数も増えています。

ハンドメイドの作品はスピード感を増しながら進化し続けてきました。

美術品になるハンドメイド作品

これを見ているあなたは、

ハンドメイドの未来がどんな風になっていると思いますか?

ぼくは、

これから先もハンドメイドが進化をし続けていくと感じます。

そしてその先の未来には、

『ハンドメイド=美術品』

そんな未来がやってくると思います。

なぜかと言えば、

現時点でも、

『ハンドメイド作品』というよりも、

『美術品』と考えた方がしっくりくる作品が多数あるからです。

未来の美術品の形

現在の『美術品』というと、

多くの人に認められ、価値がついている。

例えば、ピカソやゴッホの絵のように、

誰もが知っているものが価値があるものと一般的には認識されています。

(もちろんその内容は素晴らしい作品ばかりです。)

ですが今は、昔に比べ時代が大きく変わりました。

昭和の時代に長嶋茂雄さんが持っていた絶大なる人気と知名度は、

分散されて、芸能人や、ユーチューバーや、インスタグラマーやなど、

インフルエンサーと呼ばれる人たちに分けられました。

逆に言えば、

今の社会で昭和の時代の長嶋茂雄さんの様な人気と知名度を持つことは逆に難しくなりました。

こっちの世界では全然知られていないけど、あっちの世界ではもの凄く有名。

そんな世の中になっています。

なので、

きっとこれから先の『美術品』は、以前よりも、

小さなコミュニティーの中で価値が認められていくのではないかと思います。

誰もが知っている美術品ではなく、

知るひとぞ知る美術品になると思うのです。

ハンドメイドの作品もそんな美術品になるのではないか?と感じています。

。。。。

あなたはどんな未来がやってくると思いますか?

ぼくはいつか、

『美術品になったハンドメイドの作品』が店内に立ち並ぶ展示会を開催したい!」

そんな想像をしてワクワクしています^^

最後にひとつだけ、ぼくからのご提案です

ハンドメイドの作品を見たときに、

『美術品』という視点で作品を見てみてはいかがでしょうか?

『日用品の形をした美術品』

そんな視点を持つことで、

ハンドメイドの作品の魅力がより深く楽しめると思います^^

最後までお読み頂きありがとうございます!!

あなたにとって新しい視点が生まれる

楽しい1日になりますように。

愛と感謝を込めて。

2021.5.30 店主 花井

Twitterで発信もしています→@Lupopo_hanai

花井のプロフィールはこちら↓↓↓

ハンドメイド作家専門コンサルタント花井のプロフィール

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雨の日の好きなところ【店主のコラム52】

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