【ハンドメイド作家活動のコツ2】「わたしの作品の値段、どうやって決めればいいの?」ハンドメイド作品の値段の決め方その2
日記を書き始めて今日で10日目。
文字にするのは結構時間が掛かっていますが、楽しみながら書くことが出来ています。
少しだけ頭の中で考えていることを、文字に変換しやすくなってきました。
LUPOPO店主 花井です。
「わたしの作品の値段、どうやって決めればいいの?」
作家さんなら誰もが持つ疑問にお答えできるように書いた前回の記事の続きです。
(まだの方はまずコチラからお読みください。)
↓↓↓
・高い値段を付けてはいけない。そう思っていませんか?
・値段を味方につけよう。
・値段は作品の価値をストレートに伝える事が出来るもの。
1つずつ解説をしていきます。
高い値段を付けてはいけない。そう思っていませんか?
「わたしが作った作品だから。。」
「原価がこの位だから。。」
「あの作家さんがこの位だから。。」
「高くしてしまったら、今まで買ってくれた人に申し訳ない。。」
ついつい、そんな風に値段を付けてしまいがちではありませんか?
それと同時に、
「もう少し高く出来たらいいな。それで売れたらもっと嬉しい。」
「そうしたらもっと良い素材、もっといい道後も試してみたい」
と、そんな風な想いを持ったことはありませんか?
前回の記事でも書きましたが、大切なことなので、繰り返しお伝えさせてください。
作品の値段をいくらにするかは”あなたの自由”です。
低くしても、高くしても構いません。
「こうしなければならない。これが正解!」というのではなく、
作家さんそれぞれに、正解があり、無数の答えがあります。
まずは自分の値段も、他の方の値段も、全てを許しましょう。
そこにこそ自由な作家活動があります。
・値段を味方につけよう
「値段を付ける作業って、あんまり好きじゃない。なんか億劫。。(ーー;)」」
そんな風に思っていませんか?
ですが、考え方を変えると、実は値段って凄く味方になってくれるのです。
それはなぜか?
誰の目にも一番分かりやすく、作品の価値を伝えられるものだからです。
ものづくりをするあなたにとっては、作品の事をよく分かっています。
他の作家さんの作品を見たときにも、その技術や、労力など、
作品の奥にある、見えない部分まで、作品を見るだけでイメージ出来ると思います。
ですが、
多くの作品を作らない方にとっては、奥にある部分は見る事が出来ません。
例えば、
近所のスーパーの野菜売り場で、きゅうりを見たときに、
きゅうりを作った事がある人は、きゅうりの奥にある、工程や労力が頭に浮かびますが、
きゅうりを作った事がない人は、きゅうりそのものしか見えてこないのは当然ですね。
1つの物事を見ても、今ままでの経験や知識から、人によって見え方が変わります。
それは千差万別。人それぞれです。
それでは、違う経験や知識を持つ私たちは、
普段どうやってものの価値を感じ取っているのでしょうか?
それが”値段”です!
・値段は作品の価値をストレートに伝える事が出来るもの。
人は値段で、ものの価値を判断しています。
では少し想像力を膨らませて、例をとって見てみましょう!
あなたは陶器の展示会に行きました。
棚に飾られている器に、100万円の値段が付いたものがありました。
そのときあなたは
(きっとすごい人が作ったのだろうなぁ。きっとすごい価値があるんだろうなぁ)
と思うと思います。
それではもう一度、陶器の展示会に行きましょう
あなたは陶器の展示会に行きました。
棚に飾られている器に、今度は100円の値段が付いたものがありました。
そのときあなたは、
(きっとすごい人が作ったのだろうなぁ。きっとすごい価値があるんだろうなぁ)
とは思いませんよね。
(なんで¥100なんだろう?)(あんまり価値がないんだろうなぁ)と思うと思います。
たとえ2つの器が、同じ作品だったとしてもです。
あなたがあなたの作品に『価値がある』と感じているならば、
しっかりとあなたの付けたい値段を付けてあげましょう。
そうする事で、作品を見た相手にも、きちんと作品の価値を伝える事ができます。
その相手が、男性でも女性でも、若くても、経験豊富な方でも、
どんな方だったとしても、一番ストレートに価値を伝える事が出来ます。
それが”値段”です。
多くの人は値段でものの価値を判断しているからです。
だからこそ、作品に値段を付けることを嫌いになるのではなく、
値段と仲良くして、値段を味方につけましょう。
値段はあなたの作家活動を発展させてくれる、素晴らしいもの。
と考えていくことをオススメします。
(値段だって、人に嫌われるよりも、好きでいてくれて仲良くしてくれたら嬉しいですよね。)
いかがでしたでしょうか?
あなた作家活動の参考になれば嬉しいです。
好きではじめたものづくりが、いつまでも楽しく豊かに続けていけることを応援しております。
値段については、またさらに深掘りをして書いていきたいと思います。
今日もステキな1日をお過ごしください。
2020.5.22 店主 花井 update 2020.9.22
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