9年間『みんなでシェア☆企画展』を開催してぼくが学んだ2つの大切なこと【LUPOPOからのお手紙】
この広い世界の中で、
そしてこの長い時の流れの中で、
今日という1日をあなたとシェア出来ていることに、1人喜びを感じています。
LUPOPO店主 花井です。
今日も企画展に参加して頂きありがとうございます。
作品のお写真を準備して頂いたこと、
ツイートの文章を考えて頂いたこと、
時間内にツイートしてくれたこと、
この企画展の存在を覚えていてくれたこと、
一緒に作家さんの作品を見てくれたこと。
そして、
あなたの貴重なお時間を、
この企画展に費やして頂いたことに深く感謝しております。
作品を見せてくれる作家さん、
作品を見てくれる方がいてくれるおかげで、
この企画展を開催することが出来ています。
いつもありがとうございます。
今日はぼくがこの企画展を開催する上で学んだ、
2つの大切なことを、あなたとシェアしたいと思います。
9年間『みんなでシェア☆企画展』を開催してぼくが学んだ2つの大切なこと
ぼくが学んだ2つの大切なことは、
『自分から手を差し伸べること』と、
『手放すこと』です。
遡ること9年前。
ぼくは世界を旅している途中で体調を大きく崩してしまい、
(その時)福岡にあった実家で、療養をしていました。
身体が思うように動かなかったので、色々と考える時間を設けることが出来ました。
「どうしてLUPOPOに来てくれるのだろう?」
「どうしてLUPOPOに作品を置いてくれるのだろう?」
「どんな気持ちで作品を作っているのだろう?」
「今この状況で何か自分に出来ることはないだろうか?」
2008年にLUPOPOをOPENしてから、
LUPOPOの日々のことに時間を使っていたので、
LUPOPOの本質にじっくりと向き合って考えたことがありませんでした。
体調を崩したぼくにとって、ピンチだったはずのこの期間があったことで、
大切なことと向き合う機会になりました。
自分から手を差し伸べること
誰かがやってくるのを待つ。
何かが起きるのを待つ。
その頃のぼくは、今よりも待ちの姿勢だったような気がします。
ですが、
この時期に色々なものと向き合う中で、
「自分から作家さんに一歩近づいてみよう!」と自分から手を差し伸べることを決意しました。
作家さんの気持ちを理解しようとして、
編み物をしてみたり、プラモデルを作ってみたり、キャンドルを作ったりしてみました。
材料を買ってきて、作る時間を確保して、自分なりになんとか作ってみる。
作っている時の楽しい気持ち。
なかなかうまくいかない時の歯がゆい気持ち。
出来上がった時の達成感や、嬉しさを感じました。
そして、
作品が出来上がった時に感じた、あるひとつの気持ち。
「誰かに見て欲しい!!」
この気持ちに辿り着くことが出来ました。
(あーーー!!この気持ちだ!!)
と、ぼくは大きな気付きを得ることになりました。
素敵な作品を作ったから見て欲しい!!
美味しい料理を作ったら食べてほしい!!
良い音楽を作ったから聴いてほしい!!
自分が心を込めて作ったものは、
自分1人で終わらせるのではなくて、
誰かと一緒に体験して、共感したり、感動したり、楽しい思い出にしたいんですよね。
当たり前のことなのですが、
その当たり前のことに改めて気付いた瞬間でした。
作家さんの心に、
「誰かに見て欲しい!!」という気持ちがあるならば、
ぼくはその気持ちに寄り添って、
「作品を見てもらう場所を作ろう!」と心に決めました。
シェア企画展をはじめるときに手放したもの
「どうしたら作品を見てもらえる場所を作れるだろうか?」
そう考えた時に、
「Twitter上で見てもらいたい作品を投稿してもらって、
LUPOPOのアカウントで作品をリツイートしていけばいいのでは?」
と、今のシェア企画展の原型を思い付きました。
この時にひとつだけ手放さなければならないものがありました。
それが、
LUPOPOのTwitterアカウントです。
その当時のフォロワーさんは400人位で、今よりも全然少なかったのですが、
それでもぼくにとっては大切なTwitterアカウントでした。
LUPOPOのタイムラインを作品で埋めてしまわないだろうか?
今まで楽しんでくれていた人は大丈夫だろうか?
そんな気持ちが胸の中に湧いてきました。
「やってみたい!でも不安。。でもやってみたい。。」
心は揺れ動きながら考え続け、
作家さんの気持ちや、見てくれている人の気持ち、自分の気持ちと向き合った結果。
『大切なLUPOPOのアカウントだからこそ手放そう!みんなで分かち合おう!』
と、決意しました!
9年前に呟いた1番最初のツイートは、
ドキドキした気持ちと、ワクワクした気持ちと、
色んな気持ちが混じり合い、
それでも「エイッ!」と、ありったけの勇気を振り絞ってポチッと押したツイートでした。
↓↓↓
あなたの作品を見せてくれませんか?【期間限定】明日まで、あなたの作品のお写真をリツイート致します!LUPOPO当てに送って下さーい*みんなでシェアして楽しみましょう^ ^ pic.twitter.com/ZWYsxacN
— *Lupopo cafe&gallery* コーヒー展vol.9 11.21-12.2 (@Lupopo_cafe) November 6, 2012
(ツイート文からはドキドキのかけらもありませんが(笑))
このツイートから9年経った今、ありがたいことに、
フォロワーさんは4万5000人に増え、多くの方との素敵なご縁を頂くことになりました。
『自分から手を差し伸べること』『手放すこと』
この時に学んだこの2つのことは、
今でもぼくの中の大切な学びになっています。
この2つのことを行動に移すときに必要なもの、
それが『勇気』です。
勇気が必要な時というのは、
期待や楽しみを感じていると同時に、怖さや不安も感じています。
「一歩踏み出してみたいけど。。。一歩踏み出して大丈夫なのだろうか??」
そんな状況です。
ですがぼくは、
この気持ちを感じた時こそ、
『新しい道へ進むチャンス』だと思います。
自分の体験を振り返ってみてもそうですし、
作家さんの姿を見ていてもそうですが、
勇気を出した時、その勇気が大きければ大きいほどサポートされる。
と、感じる場面が何度もありました。
ぼくが9年前に勇気を振り絞ったツイートが、LUPOPOの新しい道を切り開くことになりました。
大切なアカウントをぼくのものにするのではなく、
大切なアカウントだからこそ手放したおかげで、あなたや、みんなと繋がることが出来ました。
ぼくが思っていたより、世界は優しくて、
たとえ、
一歩踏み出して、道を踏み外したとしても、
すぐに新しい道がその一歩を支えてくれる。
そんな風に世界が出来ていると感じています。
なのでもしも、
あなたが勇気が必要な場面に出くわした時は、
「エイッ!」と一歩を踏み出してみてください。
きっと、あなたの目の前に新しい道が現れてきます。
これから先、
ぼくもLUPOPOも勇気を出して進んでいきたいと思います。
一緒に勇気を出して、あなたの望む道へと進んでいきましょう!
もしも、
背中を押して欲しい時にはいつでも一声お掛けください。
LUPOPOはあなたがあなたらしくいられることを全力で応援しています。
最後までお読み頂きありがとうございます。
今日も笑顔の多い1日になりますように。
愛と感謝を込めて。
2021.11.23 店主 花井
Twitterで発信もしています→@Lupopo_hanai
花井のプロフィールはこちら↓↓↓
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【今日の花井さん】
(勇気を出した開会のご挨拶(笑))