2020-07-03

あるジャズミュージシャンのボーヤをしていた頃のお話。

子供の頃から、音楽と体育が好きでした。

LUPOPO 店主 花井です。

昨日は、「イベント前で緊張している。」

というお話をしたので、

今日も『緊張すること』についてのお話です。

(昨日の記事はコチラからどうぞ)

『イヤリングだけの夏祭り展』まであと7日!〜主催者のドキドキを語る〜

2008年にLUPOPOを始める前は

ぼくはプロのジャズギタリストを目指していました。

毎日ギターの練習をしながら、

とある方のボーヤをやっていました。

(ボーヤと言うのは、簡単に言えば付き人、ローディーのようなものです。)

ジャズに詳しい方なら、ご存知かもしれませんが、

日本ベーシスト協会の会長であり、

ジョージ川口&ビッグフォーというバンドのベースを務め、

世界的に活躍したジャズベーシストの水橋孝さん

(通称ゴンさん)のボーヤを3年ほどやっていました。

その頃のぼくのお仕事は、ゴンさんのお家に車で迎えに行き、

大きなウッドベースとアンプを運び、

ゴンさんと一緒にライブ会場に行き、セッティングなどのお手伝いをして、

ライブ後も、お家までゴンさんをお連れすることでした。

ぼくはジャズのライブを間近で見て、

一流のジャズミュージシャンの現場を肌で体感して学ぶことができました。

一流のミュージシャンがどういう人たちなのか、

どんなプレイをするのか、どんなお話をするのか、

現場にいながら多くのことを感じ、色んなお話を聞かせて頂きました。

今思えば本当にありがたい、貴重な経験でした。

ゴンさんは人間的にも、

ミュージシャンとしても本当に素晴らしくて、今でも尊敬しています。

そばに居させてもらえることで、多くのことをゴンさんから学び、

今のぼくを作る、大きな部分を教えて頂いた方です。

毎日プロの現場でライブをし、

日本全国、更にはアメリカやパリ、中国など、海外でも多くのプレイをしてきた、

そんなゴンさんに、

あるとき、ぼくは1つの質問をしてみました。

「ゴンさんはライブをするとき、緊張しないんですか?」

そうしたらゴンさんは、

「いくつになっても緊張するよ。」と答えてくれました。

ぼくはその答えに、「ドーン!!」と衝撃を受けました。

ゴンさんほどのベテランのミュージシャンでも、緊張していたのです。

(もちろん見ている限りでは、緊張している様子は分かりません。)

ミュージシャンのエンターテイメント性、それを支える信念みたいなものを感じた瞬間でした。

それからというもの、

「緊張はダメな事ではなくて、緊張することはいい事なんだ。」と思うようになりました。

なぜなら、

ゴンさんも、自分を適度に緊張させる事で、素晴らしいプレイをしていたからです、

そう思い出すと、

緊張がほぐれ、良い感じの緊張ができるようになりました。


(ゴンさんはいつもオシャレでカッコいいのです。)

今、ぼくが緊張している『イヤリングだけの夏祭り展』まであと6日となりました。

この緊張感を楽しみながら、進めていきたいと思います。

なぜなら、

あと3週間後にはこの緊張感からも解放されてしまうからです。

かけがえのない”今この瞬間”を大いに感じて、1日1日を大切にしていきたいと思います。

【夏のビッグイベント】『イヤリングだけの夏祭り展』開催のお知らせ

最後までお読みいただきありがとうございます。

今日も楽しい1日をお過ごしください。

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write by 店主 花井→@Lupopo_hanai

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