【ハンドメイド作家活動のコツ19】これだけはやってはいけない!作品の値段の決め方3選。
夜、ご飯を食べたら寝落ちして、
真夜中と朝の間に、
この記事を書いています。
(寝落ちにハマっています。)
LUPOPO店主 花井です。
今日は昨日の値段の決め方についての続きです。
(まだの方はコチラからお入りください。)
「私の出来上がった作品、いくらにしよう?」
作家活動を続ける上で、価格設定は1番悩むところではありませんか?
今日は作品の値段を決めるときに、やってはいけないことを3つご紹介します。
(今日の記事も「作家活動だけで食べていきたい!!」と決意した人に向けた記事です。)
これだけはやってはいけない!作品の値段の決め方3選。
まずは結論から。
・他の作家さんと比べる。
・原価率から計算する。
・適正価格を探す。
ひとつずつ解説していきます。
・他の作家さんと比べる。
「あの人の作品の値段がこれ位だから、私のはこれ位かな。。?」
「あの人の作品よりは高く出来ない。。」
そんな風に作品の他の作家さんの値段を基準に
自分の作品の値段を決めてしまっていませんか?
はっきり言うと、これは絶対にやめたほうがいいです。
昨日の記事で書いたように、
人によって環境が違います。
毎月の必要なお金も違えば、作れる個数も変わるのです。
例えば、実家に暮らしているならば、
一人暮らしのように、家賃を払う必要はありません。
なので、そこまで稼がなくても良いかもしれません。
一人暮らしの場合は、家賃分をマストで稼がなくてはいけないので、
当然、作品の値段に反映させる必要があります。
他の作家さんが付ける値段だけを見て、
自分の作品の値段を付けてしまうと、
昨日お話ししたように、ビジネスとしては成り立たなくなる可能性があります。
環境は人それぞれですので、
しっかりと自分に合わせた作品のお値段を付けていきましょう!
他人に合わせるのではなく、
『自分に合わせる』
これがこの先ずっと忘れてはいけない1番大切なポイントです。
とにかく、まずは自分に合わせるのです。
・原価率から計算する。
「材料費がこれ位だから、大体3倍にして、これ位かな?」
こんな風に作品のお値段を決めていませんか?
もちろん、一般的な作品の決め方ですので、これでも良いかと思います。
ですが、
『作家活動だけで食べていく!!』と決意した方は、
絶対にこの決め方をしてはいけません。
この決め方をしてしまった時点で、
「作家活動だけで食べていくことは出来ない。」と認識して下さい。
レストランで例えれば、
田舎の家賃の安い場所で提供する
¥800のカレーライス
と、
家賃の高い銀座で提供する
¥800のカレーライス
どちらも同じ原価で作ったとしても、
その意味は違います。
(実際に銀座では¥1600のカレーも良く見ますね)
同じ原価でも環境によって値段を変えるべきなのです。
まずは原価率から作品の値段を決めることを止め、
自分の環境や願望に合わせて、作品の値段を決めましょう。
・適正価格を探す。
「適正価格を探しましょう!」
よくそんな言葉を目にすることがあります。
世間一般の適正価格と、
『作家活動で食べていく為の適正価格』は大きく違います。
駅前のお店で売られているピアス¥3000
作家さんが作ったピアス¥3000では、
掛かるコストが全然違うのです。
昨日の記事でお話ししたように、
ハンドメイドでは作れる数に限度があります。
大量生産可能なシステムを持つ、
一般的な適正価格に合わせては、
作家活動だけで食べていくことへのハードルを高くしてしまいます。
なので、
自分に合わせて作品の値段を決めましょう!(3回目)
まとめ
『ハンドメイドだけで食べていく!!』と決意をした方と
『好きな作品を作って、お小遣いになればいい』という方の
作品の値段の付け方は、全然違います。
この2つを『ハンドメイド』でひとくくりにしてしまうと、
混乱してしまいますので、
まずはこの2つ違いを明確にしておきましょう。
もちろん、どちらも素晴らしいハンドメイドの楽しみ方です。
つまり、
『ハンドメイドだけで食べていく!!』と決意したならば、
あなたに合わせて作品の値段を決めていく必要があるのです。
『あなたに合わせて』←ここが今日の1番のポイントです。
いかがでしたでしょうか?
昨日今日のお話で、
価格についての考え方が少し整理されたなら嬉しいです。
明日は更に深めていきます。
作品の値段を決めること=ブランディング。
実際に作品の値段を決めるときの考え方についてお話していきます。
最後までお読み頂きありがとうございました。
あなたの作家活動がいつまでも楽しく、豊かな時間となりますように。
今日もステキな1日をお過ごしください。
2020.7.26
p.s作家活動コンサルタントはじめました!
「1人で悩むのではなく、あなたの悩みをぼくに聞かせて、一緒に解決しませんか?」
write by 店主 花井→@Lupopo_hanai