2021-03-02

【本気作家さん向け】5000円の作品を10個売って5万円!!これって高い?それとも安い?【ハンドメイド作家活動のコツ96】

最近は、

なるべく朝日を浴びれるように、

特に外に用事がなくても、

お家の周りを散歩するようにしています。

陽を浴びるとシャキッと身体が目覚めるのを、1人静かに実感しています(笑)

LUPOPO店主 花井です。

夕飯を10回作る。ってどう思いますか?

結構な”労力”と”時間”を要すると思います。

10枚のお手紙を書く。というのも同じように結構大変だと思いませんか?

どんなものを作るかにもよりますので、一概に比較は出来ませんが、

『10個の作品を作る。』というのは、

結構な”労力”と”時間”が掛かっていることが想像出来ると思います。

今日は、

『一人暮らしをしながら、本気で作家活動だけで生きていく』という場合に、

¥5000の作品が『安いか?高いか?』を解説していきたいと思います。

この記事を見ることで、値段設定の参考になれば嬉しいです!

※お仕事をしながら、主婦をしながら、学業をしながらなど、作家活動のスタンスはそれぞれの自由です。

あくまで上記の前提条件の元に書いていきますので、そのつもりで読み進めて頂けたらと思います。

一人暮らしをしながら、作家活動だけで生きていく

東京でひとり暮らしをしようとした場合、

家賃 ¥70000

光熱費 ¥10000

食費 ¥30000

交際費 ¥20000

携帯代+通信費 ¥10000

合計 14万円

ざっと簡単に見積って14万円とさせて頂きます。

ここから作家活動をする場合は、

材料費や、イベント出展費用などが掛かっていきますので、

最低でも20万円は純利益を出したいところですよね?

このような計算から、

東京で一人暮らしをしながら、作家活動だけで生きていく場合のひと月の目標価格を

20万円と設定します!

では次に、タイトルにある通りひとつの作品を¥5000で販売した場合を見ていきましょう!

¥5000の値段設定で、月に20万円の売り上げを出す場合。

まずは個数の計算です。

20万円÷5千円=40個

単純計算では40個となりますが、

通販の場合の販売手数料10%を考えると、

利益は¥4500

ここに材料費と、発送に使う梱包材料の費用が掛かります。

販売価格を¥5000としても、

純利益は(ざっくりと)¥4000になります。

¥4000の利益で20万円を稼ごうとすると、最低でも、

月/50個 を作って販売する必要があります。

もしも、2つ作って1つ売れるペースだとしたら、

月/100個の作品を作る必要があります。

さて、

はじめの方にも書きましたが、

夕飯を100回作るって結構大変ですよね?

作るだけならまだしも、

ここに更に、

作品を販売する作業=宣伝していく作業が入ってきます。

最低でも月に50個の作品を作って、更に作品のことを発信し続ける必要があるのです。

これって不可能ではありませんが、

ぼくの率直な感想だと、

結構いっぱいいっぱいになってしまう感じがしませんか?

多くの作業量をこなさないといけない事が容易に想像が出来ると思います。

『一人暮らしをしながら、本気で作家活動だけで生きていく』という場合は、

作品に¥5000の値段をつけたとしても、

時間に追われてしまい、なかなか余裕が出来る環境ではないと思います。

ですがこの状態から唯一簡単に作業量を減らす事ができる方法があります。

それが作品の値上げです!!

作品に1万円の値段を付けた場合

20万円÷1万円=20個

純利益が¥8000だとしても月/25個です。

最低でも月に25個の作品を作る。

その位がちょうど良いペースだと思いませんか?(もちろん何を作るかにもよります)

値段を上げることで、作業を減らす事ができるのです。

発送する回数も、製作する回数も、デザインを考える回数も、

全ての作業量を減らす事ができるのが、値上げなのです。

『値上げをしたら売れなくなる』

と、思ってしまうかもしれませんが、

¥5000のものを売るとき。

¥10000のものを売るとき。

値段は倍になりますが、売る労力まで倍になる。という訳ではありません。

もしそうだとしたら、

3000万円の家を売る場合は、

とんでもなく労力のかかる作業になってしまいますよね?

でも、実際はそうではないですよね?

値段に比例して作業量が増える。という事ではないことが理解できると思います。

そして、

『一人暮らしをしながら、本気で作家活動だけで生きていく』という場合は、

1万円を超える作品は絶対にあった方が良い!!

とぼくはご提案させて頂きます!(3万円位のものがあったら更に良いです)

そうでないと、いつか体に無理が掛かってしまい、

続ける事が難しくなってしまう事になりかねないからです。

本気で作家活動で生きていきたいのならば1万円越えの作品は必須

部品の足りないプラモデル。

ゴールのない迷路。

1日1000キロのマラソン。

これらははじめからクリアすることの出来ない無理ゲーです。

いくら頑張ってもクリアすることは出来ません。

作家活動でもやみくもに値段設定をしてしまえば、

いくら頑張ってもクリアする事が出来ない無理ゲーのようになってしまうのです。

そうならない為にも、

まずは自分の作家活動のゴールを決めて、

そこからしっかりと値段設定を考える事がとても大切になってくるのです。

その為のひとつのラインが

『1万円を超える値段を付けられるかどうか?』とぼくは思います。

日本よりも欧米諸国の方が、アートに対する評価が高いのが現状です。

ぼくはハンドメイドの価値がしっかりと伝わり、

ハンドメイド作家さんが職業として成り立つ未来を見ています。

街中でもっと多彩な表現が見られるようになったら面白いと思いませんか?

その鍵を握るのは、

作家さん1人1人の値段に対するマインドブロックを外すこと。だと思うのです。

いつか誰かがより良い環境を作ってくれる時代ではありません。

今は、自分たちでより良い環境を作っていける時代です。

ヨーロッパのように

アートやハンドメイドがもっと認められる時代を一緒に作っていきませんか?

快適で楽しくハンドメイドを続けられる世界を一緒に作りませんか?

あなたの勇気ある一歩が、

ハンドメイドの世界を広げていきます。

勇気を出して1万円を超える作品を作ってみてはいかがでしょうか?

きっとあなたが思う以上に、買ってくれる方は沢山います。

「値段を付ける勇気が出ない。。」

「いくらにしたらいいのか分からない。。」

そんな時は、ハンドメイドの専門家であるぼくが、

あなたのお話を聞かせて頂きますのでお気軽にご相談下さい。

マンツーマンであなたに合わせたサポートをご提案させて頂きます。

↓↓↓お申し込みはこちら

最後までお読み頂きありがとうございます!!

あなたにとって、

ワクワクした1日になりますように。

愛と感謝を込めて。

2021.3.2 店主 花井 →@Lupopo_hanai

p.s.この記事を気に入ってくれた方は、Twitterにていいね!RTをして頂けたら嬉しいです。

引用RTをして頂いた方は、LUPOPOの方でも41000のフォロワーさんへRTさせて頂きます♪

作家活動コンサルタント依頼はコチラ

NEW!!作家活動のコツまとめ読みはこちら

逆引き作家活動のコツまとめ一覧はコチラ

【活動のご提案】『売れても売れなくてもいいから1万円を越える作品を作ってみませんか?』その3つの理由ーハンドメイド作家活動のコツ66ー

Please share
Tweet about this on Twitter
Twitter
Share on Facebook
Facebook

このエントリーをはてなブックマークに追加

関連記事