『ハンドメイドの世界』と『ファッションの世界』の違い。13年掛けて気付いたぼくの考察【店主のコラム38】
ぼくは、毎日同じご飯でも大丈夫なタイプです＾＾
『飽きる』という事があまりないのです。
手広く色んな事をするというよりは、
ひとつの事をやり続ける、
狭くて深い方へ入っていくオタクタイプなのだと思います （笑）
『ハンドメイドの世界』に身を置いて13年が経ち、
やっと自分の中で腑に落ちた事があったので、
これを見ているあなたとシェアしたいと思います。
※あくまで今日の記事はぼく個人の考察ですので、『これは絶対これ！』という事ではなく、
『こんな考え方もあるんだ』と、様々な考え方のひとつ、としてご覧頂けたら嬉しいです＾＾
今日の記事のきっかけとなった記事はこちらです。
『ハンドメイドの世界』と『ファッションの世界』の違い。
ハンドメイドの世界、ファッションの世界、
どちらにも”アクセサリー”があります。
同じアクセサリーを取り扱っていても、
『ファッションが好きな人』＝『ハンドメイドが好きな人』
イコールの関係にはなっていない感じがしたのです。
ファッションが好きな人は、ファッションの世界のアクセサリーを着けている。
ハンドメイドが好きな人は、ハンドメイドのアクセサリーを着けている。
この2つが混じり合わないのは何故だろう？
一般市場にハンドメイドのアクセサリーがもっと普及したらいいんじゃないか？
と、ぼくはずっと疑問に思っていたのです。
あなたも、そんな風に思ったことはありませんか？
このお話の結論から言うと、
ハンドメイドの世界とファッションの世界は、
『別の世界として存在している』
という当たり前の事に気付いたので、その理由を書いていきたいと思います。
2つの違う世界が存在している
ぼくはお洋服屋さんを見るのが好きです。（主に百貨店など）
メンズのお店も好きですし、レディーズのお店に入るのも好きです。（1人では行きません （笑））
どのお洋服屋さんでも、アクセサリーがお店に並んでいます。
お洋服屋さんのアクセサリーの特徴としては、
お洋服に合わせやすく、シンプルなデザインのアクセサリー。
お洋服を含めた、全体のコーディーネートの中にあるアクセサリー。
ぼくの中では、そんなイメージを持っています。
ハンドメイドのアクセサリーの特徴としては、
個性的。
アクセサリーが主役。
作品に合わせてお洋服のコーディネートをする。
そんなイメージです。
（もちろん例外は多数あります）
分かりやすく言えば、
ハンドメイドのアクセサリーは”美術品”や”アート”に近いと思います。
一般的なものというよりは、もっと密度の濃いもの。
例えるなら、
コーヒーではなく、濃縮されたエスプレッソ。
何万年と時間を掛けて作られた、クリスタルです。
一言で言えば、
アクセサリーというよりは、やはり
『作品』なのです。
ハンドメイドの世界はオタクの世界なのでは？
ハンドメイドの世界は、一般的な市場にあるのではなく、
そこから遥か遠く離れたところにある、
もっと狭くて深いオタクのような世界なのでは？と思いました。
例えるなら、
コミケとか、同人誌とか、ゲームとか、ディズニーオタの世界とか、
ディープで狭い世界。
一般的な人は知らないけど、
その世界の中で、凄く有名な人がいたりする世界。
（ディズニーの吉田さんのような）
もちろん明確に区別される必要はなくて、ちゃんと混じりあっている部分もあります。
でも、この2つの世界を住み分けて考えることで、
ぼくは”楽”になったのです。
『もっと深くまで行っていいんだ！』
『もっと個性的でいいんだ！』
『独自の世界を作り出していけばいいんだ！』
全ての人に魅力を分かってもらえる事を望むのではなく、
ハンドメイドを好きな人に、その魅力を深く分かってもらう。
そう考えるようになりました。
それほどハンドメイドの世界が確立してきたのだと思います。
あなたの持つ個性全てを”あなたの作品”に込めて
誰にも遠慮する必要はありません。
誰かに合わせる必要もありません。
ハンドメイドの作品は、強烈な個性があっていいのです。
全ての人に好きと思ってもらわなくてもいい。
たった1人だけだっていい。
それでこそ”ハンドメイド”だと思うのです。
「こんな事したらやりすぎかな？」そんな風に
溢れ出る個性を抑えてしまう時はありませんか？
もう個性を抑える必要はありません。
自分を隠さずに、思いっきり表現してみてください。
今はあなたの個性が認められる時代です。
個性溢れるカラフルな世界を一緒に作っていきましょう！
もしも、背中を押して欲しい時は
ぼくがあなたのお力になりますので、いつでもご相談下さい。
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最後までお読み頂きありがとうございます!!
あなたの魅力に改めて気付く、
素晴らしい１日になりますように。
愛と感謝を込めて。
2021.3.19 店主 花井
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