2021-03-23

〜ものづくりをするあなたへ〜『LUPOPOからのお手紙vol.110』

今朝は、近所のスーパーまでとことこ歩いていたら、

向こうから歩いて来た人がスマホを落としてしまったのですが、

ぼくの前を歩いていた人がそのスマホを拾って渡してあげた光景を目にしました。

(ぼくたちの住む日本は、本当に優しくていいところだなぁ。)

と、ここにいられる事に改めて感謝した朝の出来事でした。

LUPOPO店主 花井です。

『みんなでシェア☆企画展vol.110』に参加して頂きありがとうございます。

どこまでも広いこの世界の中で、

『みんなでシェア☆企画展』を見つけて、参加して頂きありがとうございます。

あなたの貴重なお時間の中で、

大切な作品を見せてくれた事、作品を一緒に見てくれた事に、

心より感謝しております。

そして、今こうしてあなたがこのお手紙に辿り着いてくれた事に、

ぼくは幸せを感じています。

いつもありがとうございます。

”ものづくりをする事”それ自体が素晴らしい。

ぼくは”何かを作り出すこと”それ自体が本当に素晴らしい事だと思っています。

決して上手とは言えない歌声でも、涙が出てくる歌があるように、

どんなものにもそれぞれが、持つ”魅力”があるからです。

作品を作り自分の世界を表現する全ての作家さんをぼくは尊敬しています。

実は、ぼくは子供の頃から絵が上手ではなくて、

入選することも、賞をもらうことも、5をもらう事もありませんでした。

それでもぼくにとっては、

その時その瞬間に、自分の感性を最大限に使って、

ペンを取り、線を描いて、色を作り、色を塗って、

不器用ながらにも、精一杯頑張って描いた絵でした。

今こうして振り返ってみれば、

ぼくは「ぼくの絵をもっと好きでいてあげれば良かった」と思います。

たとえ賞をもらえなくても、

誰かに好きと言ってもらえなくても、

誰かに絶賛されるような絵ではなくても、

その時のぼくの精一杯の”情熱”が、その絵には込められていたと思うからです。

その当時描いた絵は、今はもう記憶の中にしかありませんが、

今からでも、その時の絵に愛情を送ってあげようと思います。

ときには、

作品を評価することも大事な事かもしれませんが、

作品を無条件の愛でちゃんと包んであげることも、

ものづくりをする上では、とても大切な事に感じています。

この数え切れない『色』と『形』がある世界の中で、

数ある選択肢の中から、たったひとつの型を持って作品が生まれてきます。

そして全ての作品に、その作品だけが持つ”価値”があります。

あなたが今まで描いてきたどんな絵も、

あなたが今まで作ってきたどんな作品も、

今のあなたを作っている掛け替えのない存在だと思うのです。

無数の世界が同時に存在する時代へ

「もう、世界はひとつではないでは?」

最近のぼくはそんな風に考えるようになりました。

たとえば、

目の前に『一輪の赤いバラ』があったとします。

ある人はバラを見て『キレイ』と感じて、

目の前に【キレイなバラがある世界】を作り出します。

またある人はそのバラを見て『魅惑的』と感じて

目の前に【魅惑的なバラがある世界】を作り出します。

でも、そこにある『一輪のバラ』は、最初から何も変わっていません。

同じバラを見ても感じ方により、

作りだす世界が違い、その人が進む世界が違うのです。

つまり、その人がその人の世界を作り出しているのです。

感じ方は人それぞれなので、

『キレイ』と感じても、『魅惑的』と感じてもいいのです。

たとえ、どれかひとつの感じ方しかダメと言われても、

その感情を言わない事は出来ても、無い事には出来ません。

目の前のリンゴを隠す事は出来ても、失くす事は出来無いのと同じです。

つまり、

絶対的な『正解』があるのではなく、

1人1人が『色んな正解』を持つ時代です。

相手と違う”自分の世界”の存在を認め、

自分と違う”相手の世界”の存在を認める。

今は『ひとつの世界』『ひとつの価値観』を共有する時代より、

『多様な世界』『多様な価値観』を認め合い共有する時代にシフトしている気がします。

あなたはあなたの世界をひたすらに進んでいけばそれでいい

緑豊かな大地の上では、

もぐもぐと木の実を食べるりすさんがいて、

そのすぐ隣には、すやすやと眠る羊さんがいる。

鳥さんたちはチュンチュンと歌を歌いながら空を飛び、

地上では大きな木が暖かい目でみんなを見守っている。

フクロウは本を読み、くまさんは大好きなはちみつを幸せそうに食べている。

こんな風にみんなが好きな事をして、自由に仲良く暮らしている。

そんな世界でいいと思うのです。

誰かの自由を奪う必要もなく、

誰かに自由を奪われる必要もありません。

だからこそ、

誰にも遠慮することなく、

あなたはあなたの好きな事をして、

あなたの望む世界を作っていってくださいね。

ぼくはあなたが自由である事をいつだって応援しています!

最後までお読み頂きありがとうございます!!

笑顔溢れる楽しい毎日をお過ごしください。

愛と感謝を贈ります。

2021.3.23 店主 花井

Twitterで発信もしています→@Lupopo_hanai

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ハンドメイド作家専門コンサルタント花井のプロフィール

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