2020-05-17

【ハンドメイド作家活動のコツ1】ハンドメイド作品の値段はいくらにすればいいの?

最近は、少し早起きになって来ました。

夜も、お昼も、夕方も好きですが、

やっぱり朝は気持ちが良くて好きです!

LUPOPO店主 花井です。

わたしが作った作品の値段、いくらにすればいいの?

「こんな値段を付けていいのかな?」

「高いと思われないかな?」

「誰かに責められないかな?嫌われちゃったらどうしよう?」

100%の自信を持って作った作品を、

いざ値段をつけるという時に、100%の自信を失っていませんか?

今日は作品の値段の付け方について解説していきたいと思います。

結論から言うと、ハンドメイド作品の値段はいくらでもいいです。

まずは前提として値段は自由だということを説明しておきます。

あなたの作品は

¥100でもいい。

¥1000でもいい。

¥3000でもいい。

¥10000でもいい。

¥30000でもいい。

¥50000でもいい。

¥10万円でもいい。

¥100万円でもいい。

¥1000万円でも、1億円でもいいです。

それ以上でも構いません。

値段の付け方にルールはありません。

「値段は自由に決めていいものです。あなたの好きな値段を付けてください。」

「普通はこれくらいの値段かな?」このような常識は一旦忘れてください。

(他の誰かがどんな値段を付けても、もちろん良いのです。)

まずは、

どんな値段であろうと自由に付けていい。

という許可をあなた自身に出して欲しいのです。

どうして許可が必要なの?

許可がなければ値段をつけることが出来ないからです。

例えば、

ある芸能人が描いた絵が5000万円で売れた。と言うニュースを目にしたとします。

「この人は芸能人だから売れたんだ。」と思うかもしれませんが、

そもそもその前に、その芸能人が「5000万の値段を付けてもいい。」

と自分自身に許可を出していなければ、その値段をつけることは出来ないので、絶対に5000万円では売ることは出来ません。

大切なことは、あなたが

「自分の作品には価値がある。」と勇気を持って認めることです。

そして、

作品には付けたい値段を付けていい。と、あなた自身に許可を出しましょう。

安ければ売れる。という大きな間違い。

ものは安ければ売れる。ということではありません。

例えば、

¥100でお寿司食べ放題。

というお寿司屋さんがあったら、

なんか怖くて食べれないですよね、でも、

¥3000でお寿司食べ放題。

なら安心して入れます。

値段は安ければ安いほどいい。という訳でなく、

安心も一緒に買っている事が分かると思います。

高い値段で買ったものの方が大切にする。

A・千円で買った靴と

B・1万円で買った靴。

どちらを大切に履きますか?

ほとんどの場合は、

Bの1万円で買った靴だと思います。

これはハンドメイドの作品でも同じです。

もしも、あなたが

「手にとってくれた方に作品を大切にして欲しい。」

と思うならば、安すぎる値段を付けるのはやめて、

高めの値段を付けていくことで、その願いが叶えられていきます。

「¥100だけど、凄く大切にして欲しい」というのは

あなたが買う側だとしたら、逆に難しいと思いませんか?

しっかりと値段を付けていくこと=作品を大切にする ということに繋がります。

よくしてしまいがちな値段の付け方3点。

・原価から利益率を計算する。

・作った時間で計算する

・他のハンドメイド作家さんと比べる。

原価から利益率を計算する。

これは最も一般的で陥りがちな計算方法です。

大量生産、大量消費ができる大手企業が売るもの、

例えば、コカコーラや、ポテトチップスであれば、

この計算方法でも良いと思います。

全国どこでも売られていて、知らない街に行っても

コンビニやスーパーさえあればどこでも買う事が出来る。

あなたの作品は大量生産、大量消費は出来ないですよね。

全国どこに行っても買える。ということもないと思います。

ハンドメイドと、一般的な市場は全く違うという事を理解しておいてください。

作った時間で時給換算する。

これ位の時間をかけて作ったからこの位の値段でいい。

これもあまりオススメ出来ません。

ハンドメイドはアルバイトではなく自営業、個人事業です。

誰かが作って与えられるお仕事ではなく、自分で作り出すお仕事です。

あなたにしか出来ないクリエイティブお仕事です。

その分の価値をしっかり付けていきましょう!

他のハンドメイド作家さんと比べる。

「あの作家さんのイヤリングはこれくらいだから、

私のイヤリングはこれくらいかな?」

という値段の付け方をしていませんか?

これもあまりオススメ出来ません。

¥100で売る人もいれば、

¥10000で売る人もいます。

「ハンドメイドの世界は大体こうだから」と考えるのではなく、

あくまで個人と個人のやりとり、と考えていってください。

販売は突き詰めれば非常にシンプルです。

自分が売りたい値段を付け、それをその値段で買ってくれる人を見つける。

マッチングされればそれでOKなのです。(このあたりはまたの機会に詳しく解説していきます。)

誰かと比較したり、外側を見れば様々な情報に惑わされ、答えが分からなくなってしまいます。

なので、いつも答えは自分の中にあると考えていくことが大切です!

以上の3点から、

値段の付け方に絶対的な公式のようなものはない。という事を理解してもらえたと思います。

じゃあ、どうやって値段をつければいいの?

正解はあなたの心の中にあります。

その答えを一緒に見つける為にこれから1つの質問をします。

Q・あなたの作品に10個の注文が入りました。あなたはどう感じますか?

下の3つの答えの中からお選びください。

A・わーい!素直に嬉しい。

B・嬉しいけど。。作るの大変だな。

C・無理だ、出来ない。

あなたはどれでしょうか?

・Aの方は満足していると思うので、今の値段で良いと思います。

・Bの方は、やったー嬉しい!!という気持ちになれる価格まで、値段を上げていきましょう。

・Cの方は、今すぐに値段の変更をした方がいいです。そうでない人気が出ればれるほど、作るのが辛くなります。

ハンドメイド作品の値段の付け方まとめ。

・値段はあなたが自由に決めていい。

・10個注文が入ったときに、嬉しいと思える値段を付けましょう!

いかがでしたか?

あなたのハンドメイド作品の値段の付け方の参考になれば嬉しいです。

値段に関してはまた更に、深掘りしていこうと思いますので、

楽しみにしていてください。

あなたが好きで始めたハンドメイドの活動が

いつまでも自由に楽しく続けられることを応援しています。

最後までお読み頂きありがとうございました。

2020.5.17

update 2020.9.22

  write by 店主 花井→@Lupopo_hanai

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【作家活動のコツ2】ハンドメイドの作品の値段の決め方。その2

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