『LUPOPOからのお手紙 vol.127』
今年の夏も、
「このまま秋はもうやって来ないんじゃないか?」と、
思ってしまうくらい暑かったのですが、
8月も終わりに近づき、
ドアを開けてお家から外へ出たときに、
「あ、涼しい!!」と、
秋を感じる瞬間が増えてきました。
季節の変わり目は、ついついワクワクしています。
LUPOPO店主 花井です。
ハンドメイドとの関わり方は人それぞれです。
主婦や子育てをしながら、学生をしながら、
お仕事をしながらハンドメイドをされている方もいれば、
作家活動を生活の軸にされている方もいます。
様々な環境がある中で、
『みんなでシェア☆企画展』に参加して頂きありがとうございます。
ここに集まってくれた全ての方が、
「作る事が好き」「ハンドメイドが好き」という思いをお持ちだと思います。
”好き”という気持ちを通じて、皆さんとめぐり逢えたことに、
大きな幸せを感じています。
この場所に辿り着いて頂き本当にありがとうございます。
ぼくもあなたと同じように、ハンドメイドが大好きです。
ぼくのハンドメイドとの出会いは、
2008年にカフェとハンドメイドとのお店*cafe&gallery LUPOPO*をOPENしたと同時に始まりました。
ハンドメイドに詳しかった訳でもなく、
自分で作品を作っていたわけでもなかったのですが、
まるで運命に導かれるように、ハンドメイドの世界に入りました。
LUPOPOをOPENして、
作家さんとお話しするようになり、
ハンドメイドには様々な技術があり、沢山の素晴らしい作品がある事を知り、
より深くハンドメイドの魅力に惹き込まれていきました。
例えて言うなら、
ぼくにとって作品は、物語が書かれた『1冊の本』のようです。
物語が書かれた『1冊の本』を開くと、
今まで行ったことのない場所や、
今まで見たことのない景色へと連れていってくれます。
それと同じように、
ひとつの作品をじーっと見ると、
作家さんがそこに詰め込んだ技術やアイディア。
誰にも気付かれないような小さなこだわり。
その作品に込めたメッセージを感じる事が出来ます。
作家さんの好きなもの、好きな色、好きな形。
『作品は作家さんの分身』であるように、
たったひとつの作品が、その作家さんを映し出し、
見たことのない世界へとぼくを連れていってくれます。
どれだけ多くの人がいても、同じ人がいないように、
どれだけ多くの作品が生まれても、同じ作品はありません。
これまでも新しいものが生まれ続けてきたように、
これからも”自由な想像力”によって、
新しい作品が生まれ続け、進化し続けていく事を考えると、
ぼくは楽しみで仕方ありません。
きっと今のぼくには想像も出来ないような、
新しいハンドメイドの世界へシフトしていくのだろうと思います。
何かを長く続けていけば、当然のように迷う時もあります。
(もちろん、ぼくにも迷う時があります。)
変化をし続けるこの世界の中で、
たったひとつだけ正解があるとすれば、
あなたがその時に出した答えこそが”正解”です。
人生の”主役はあなた”です。
あなたが素直に感じたこと。
あなたが素直にやりたいことを大切にして、
これからもあなたの好きなように進んでいってください。
あなたが生まれたとき、
何を知らずとも、この世界へ踏み出しても大丈夫だったように、
あなたはこの先どこに進んでも大丈夫です!
ありのままのあなたのまま、
あなたの好きな事を突き進んでいってください。
ぼくも、LUPOPOも、いつでもあなたを応援しています。
今日も最後までお読み頂きありがとうございます。
あなたにとって今日という日が、心地良い1日になりますように。
愛と感謝を込めて。
2022.8.30 店主 花井
Twitterで発信もしています→@Lupopo_hanai
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