LUPOPOからのお手紙〜vol.81を終えて〜
毎日同じ道を通ってきているはずなのに
「こんなお店があったんだ」
「こんなお花が咲いていたんだ」
通るたびに、目に付くものが変わってきます。
同じお店を一緒にやってくれているスタッフにでさえ、
会えるのは月に1度か2度。
LUPOPOに作品を置いてくれている作家さんにでさえ、
なかなか会う機会がないなぁ。なんて思います。
そばにいてくれる人、そこにあるもの、そこにある場所を
当たり前にするのではなく、
今、目の前にいる人、
目の前にあるその瞬間を、
大切にしながら、毎日を過ごしていきたいなぁ。と、ふと考える秋です。
LUPOPO店主 花井です。
『みんなでシェア☆企画展vol.81』に参加して頂きありがとうございます!
参加してくれるあなたがいてくれるおかげで、企画展を開催することが出来ました。
貴重な時間を使い、参加して頂けたことに深く感謝をしております。
おかげさまでとても楽しい時間を過ごすことが出来ました。
作品を眺めながら
「作家さんは本当に凄いなぁ」と1日中感心していました。
自分には作れないモノを作る人ってかっこいいです。
アイディアを出して、デザインして、
それを形にする技術を磨いて、
作っては、修正し、改善し、繰り返す。
作っては、修正し、改善し、繰り返す。
「これで良し!」というところまで突き詰めていく。
そうしてやっと出来上がった作品に、
今度はパッケージやタグデザインして作っていきます。
値段を決めて、写真を撮ったり文章を考えたりして、世の中に出していく。
「真っ白な紙に何を描こうかな?」
そんな想像力と
「良し!これでいこう」
という決断の連続の果てに、1つの作品が完成すると思うのです。
誰かが「正解」を教えてくれる訳ではなくて、
何処かに「正解」があるわけでもなくて、
その作家さん自身が「正解」を作り出していくのだと思います。
自分の持てる力を全て注ぎ込んだ作品は=自分自身なんだと思います。
作品を発表することは=自分自身を見せること だと思います。
きっと、
ワクワクする気持ちもあれば
「理解されなかったらどうしよう?」
そんなドキドキもあるのだと思います。
期待も不安も「エイっ」と乗り越えて、
作品を発表する勇気、自分を表現する勇気は
本当に素晴らしいなって思います。
そうやって、
作家さんの手から生まれた作品は
見てくれた人、手にした人の元に渡り、様々な喜びを生み出していきます。
かわいい作品は
見た人の心をふっと緩ませ、ニッコリと笑顔にします。
作品が人の手に渡れば、
豊かで楽しい瞬間が待ち受けています。
お友達や職場の人に、
「そのアクセサリーかわいいね♡」なんて嬉しい一言を言われたり、
お家に帰れば、
いつも一緒にいてくれる、優しいお人形が待っていてくれていたり。
大好きな作品を手にすることが
お仕事を頑張るモチベーションになったりします。
人に安らぎを与えたり、楽しみを与えたり、安心感を与えたり、
作品を作ることは、人の幸せを作ることに繋がるのです。
あなたが作った大切な作品は
どなたかのもとに旅立ち、
幸せな瞬間を生み出していることをいつも忘れないでいて下さい。
いつもあなたの心がワクワクする方へ進んでいけばいいと思います。
感情は行く先を示してくれる指針です。
「やりたくない」ことはやらず、
「やりたい!」と思うことを素直にやっていけば良いと思います。
あなたは他の人と同じように、
Yesも、Noも、その他も、自由に選択することが出来ます。
誰もが平等に選択の自由を持っているのです。
もし、
あなたが無理をすることを選べば
周りの人も無理をすることになります。
例えば、
上司が当たり前の様に残業をすれば、
部下は残業をするのが当たり前の職場になります。
上司が無理をせず定時に帰れば
部下も無理をせず定時に帰る職場になります。
上司が楽しく幸せに働いていれば
部下も楽しく幸せに働く職場になります。
家庭でも、学校でも、職場でも、どこでも同じです。
あなたが無理をすれば、周りの人も無理をすることになるのです。
だから、
あなたがあなた自身を大切にして、
あなたがワクワクすることをいつも選択していって下さいね。
それが周りの人を大切にすることに繋がるのです。
あなたが楽しむことが、
周りの人にとってもいい影響を与え、
あなたが幸せでいることから、
幸せの輪が広がっていくことをいつも忘れないでいてくださいね。
素直なあなたのままで素晴らしいのです。
ありのままのあなたでいることを、いつも大切にしてあげてください。
ほっと一息つきたいときは
ふらっとLUPOPOへ寄って下さいね。
ぼくの大好きな作家さんの作品と
温かいごはんが、あなたのことを迎えてくれます*
今日も遅くまでお付き合い頂きありがとうございました。
ステキな出会いがあなたのもとに訪れますように。
2018.10.30 *cafe&gallery LUPOPO* 店主 花井