2021-02-20

東南アジアラオスの世界遺産ルアンプラバンという街でぼくが感動したこと【店主の旅日記】

今まで自分が想像もしなかった景色。

今まで思いつきももしなかった価値観。

そんな自分の外側にあるものに触れられたとき、

心がただただ喜ぶのを感じます。

LUPOPO店主 花井です。

ぼくは旅が好きです。

近い所から遠い所までどんな所でも、

まだ行った事のない所に行ってみたい願望があります。

(もし、あなたのオススメの場所があれば教えて下さい^^)

今日はラオスに行った時の体験をあなたとシェアしたいと思います。

強烈な思い出として残る国ラオス

どれくらい強烈かと言うと、

ゲストハウスの庭を歩いていると、

綺麗なお花が咲いた木には、

今まで見た事も無いほど綺麗な、

真っ青なハチが飛んでいたり、、

旧正月のお祭り、ソンクランの日に街を歩けば、

バシャーーーーっといきなりお水を掛けられます(笑)

街の人のお家の前には、

大きなバケツに水を入れて、

オケを3つくらい用意して、

街ゆく人に水をかけるように準備されているのです(笑)

嫌がらせをしている訳ではなくて、水を掛ける事が”徳”になるのです。

歩いている人にも、自転車や原付に乗っている人にも、

水鉄砲だったり、オケだったり、バケツだったり、

子供から、大人まで、みんなでバシャーっと水を掛け合って、

ニコニコ笑いながらお祝いするのです。

日本だったら怒られますが、誰も怒ったりしません(笑)

更に、(ここだけの話ですが)

ぼくがお世話になったゲストハウスのオーナーさんに聞いた話では、

松茸と、珍しい昆虫を目当てに、ラオスにやって来る日本人の方もいるらしいです。

(ラオス産の松茸なんて聞いた事はないですが、中国産表記になっているのかもしれません。。)

と、、何とも刺激的で面白い国、それがラオスなのです。

街全体が世界遺産のルアンプラバンで見た「托鉢」という習慣。

「托鉢」というのは、簡単に説明すると”徳”を交換する習慣です。

その街では朝早くから、

街の人が歩道に座って、ある人達を待っています。

その人達とは、

お寺から出て来る僧侶さんたちです。

僧侶さん達は手にツボを持って、縦に並んで街を歩きます。

その時、街の人達は食べ物などを、僧侶さんに渡します。

僧侶さん達は街の人に拝んだり、手を添えたりします。

街の人は僧侶さん達に食べ物をあげる事で、”徳”を摘み、

僧侶さん達は、街の人達に拝む事で”徳”を摘みます。

つまりお互いに”徳”を交換しあうのです。

そしてなんと、

その街のお寺は、街の人からの頂き物で、成り立っているそうです。

ぼくはこの成り立ち方を聞いた時に、驚きました。

日本では何かを交換する時には、いつも『お金』が使われていたからです。

お金を使わなくても人と人が支えあっている姿に、

『こういう優しさの交換の仕方もあるんだなぁ』と感動しました。

奪い合ったり、競争したりするのではなくて、

シェアする事。分かち合う事。助け会う事。

そういう形でも、社会が成り立つ事を目の当たりにした瞬間でした。


(朝の「托鉢」の様子↑↑↑)

この経験から半年後位に、

ぼくは『みんなでシェア☆企画展』をはじめる事になりました。

人が無理することなく、いつも笑顔で安心しながら過ごせる未来を、

いつも目指していきたいものですね^^

最後までお読み頂きありがとうございます!!

今日という日があなたにとって

新しい景色と出会う素晴らしい1日になりますように。

愛と感謝を込めて。

2021.2.20 店主 花井 →@Lupopo_hanai

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