【店主のコラム5】文章を書くことが苦手で、1回も賞に選ばれることが無かったぼくの文章術のお話。
『イヤリングだけの夏祭り展』から
もうすぐ1ヶ月が経とうとしていることを知り、
時間の流れの速さに驚きました!
LUPOPO 店主 花井です。
ぼくは今はこのブログで、毎日文章を書いていますが、
実は小学校の頃も、中学校の頃も、高校の頃も、
とにかく読書感想文を書くことが苦手でした。
当時は漫画ばかり読んでいたので、
小説や本は読んだこともなく、教科書も好きになれなくて、
文章を書く方法が分かりませんでした。
その頃の僕の、唯一知っていた文章の形はというと、、
「プールへ行きました。
なぜかというと、夏だったからです。」
「サッカーが好きです。
なぜかというと、楽しいからです。」
「たかし君が冒険に出掛けました。
なぜかというと、どこかに行きたかったからです。。。(笑)」
つまり、
『事柄(説明)』 + 『なぜかというと。』
この形以外は思い付かなかったのです。
なぜかというと、文章に触れる機会がなかったからです。
当時のぼくは
「これ以外何があるんだろう?」
本気で思っていました。
「説明しないと前にも進まないし、」
「説明したら、なぜかというとを付けないと、その先書くことがないし。。」
文章の謎は深まるばかりでした。
ということで、
僕の読書感想文は、
生涯一度も何かに選ばれるようなことはありませんでした。。(笑)
(ちなみにぼくが賞をとったことがあるのは、皆勤賞だけです^^)
でも、今こうして振り返ってみれば、
『事柄』 + 『なぜかというと〜』
という形をとにかく書き続け、追求し続けていたとしたら、
誰にも書けないような、面白い文章になっていたのかもしれないなぁ。と思いました。(←いやそんなことないかな?)
でもまあ、
当時のぼくにとっては、
読書感想文よりも、友達とドッチボールで遊ぶことの方が大切だったので、
今となってはそれは『ファンタジーな物語』でしかありません。
*
少し時間が流れ、
LUPOPOをはじめてから、文章が書けるようになってきました。
1日に10件〜30件ほどのメールを返していくうちに、
文章を書くことに慣れてきたのです。
今でも思い出深い出来事は、
作家さんから文章を褒められたときです。
はじめてデザインフェスタに作家さんと一緒に出たあと、
とにかく感謝を伝えたくて、
一緒に出てくれた作家さんに、メールを送った時でした。
文章の構成も、書き方も勉強していなかったときだったのですが、
120%の熱い気持ちだけで、お礼のメールを送りました。
そうすると、作家さんから
「花井さん、何ですかこのメールは。。。感動しました!!」
と、メールが返ってきたことが嬉しくて、今でも思い出に残っています。
*
人というのは分からないものです。
あれだけ苦手だった文章を、
今は毎日このブログに書いています。
必要な時にならないと、
必要なスキルは身に付かないのかもしれません。
逆に言えば、
必要な時がくれば。
必要なスキルは、自然と身につくのかもしれません。
だから焦って何かを学ぼうとせず、
「学ぶべきことは、向こうからやってくる。」
その位、ゆとりを持っていて丁度いいのかもしれません。
そして、これから先もきっと、
「必要なことを学ぶべき時がやって来るんだろうなぁ。」と思います。
なぜかというと、
今までがそうだったからです^^
最後までお読み頂きありがとうございます。
あなたがそこにいてくれること、
それだけでぼくは嬉しく、感謝しています。
2020.8.14
p.s 作家活動コンサルタントはじめました!
「1人で悩むのではなく、あなたの悩みをぼくに聞かせて、一緒に解決しませんか?」
write by 店主 花井→@Lupopo_hanai