2020-08-14

【店主のコラム5】文章を書くことが苦手で、1回も賞に選ばれることが無かったぼくの文章術のお話。

『イヤリングだけの夏祭り展』から

もうすぐ1ヶ月が経とうとしていることを知り、

時間の流れの速さに驚きました!

LUPOPO 店主 花井です。

ぼくは今はこのブログで、毎日文章を書いていますが、

実は小学校の頃も、中学校の頃も、高校の頃も、

とにかく読書感想文を書くことが苦手でした。

当時は漫画ばかり読んでいたので、

小説や本は読んだこともなく、教科書も好きになれなくて、

文章を書く方法が分かりませんでした。

その頃の僕の、唯一知っていた文章の形はというと、、

 

「プールへ行きました。

なぜかというと、夏だったからです。」

 

「サッカーが好きです。

なぜかというと、楽しいからです。」

 

「たかし君が冒険に出掛けました。

なぜかというと、どこかに行きたかったからです。。。(笑)」

 

つまり、

『事柄(説明)』 + 『なぜかというと。』

この形以外は思い付かなかったのです。

なぜかというと、文章に触れる機会がなかったからです。

当時のぼくは

「これ以外何があるんだろう?」

本気で思っていました。

「説明しないと前にも進まないし、」

「説明したら、なぜかというとを付けないと、その先書くことがないし。。」

文章の謎は深まるばかりでした。

ということで、

僕の読書感想文は、

生涯一度も何かに選ばれるようなことはありませんでした。。(笑)

(ちなみにぼくが賞をとったことがあるのは、皆勤賞だけです^^)

でも、今こうして振り返ってみれば、

『事柄』 + 『なぜかというと〜』

という形をとにかく書き続け、追求し続けていたとしたら、

誰にも書けないような、面白い文章になっていたのかもしれないなぁ。と思いました。(←いやそんなことないかな?)

でもまあ、

当時のぼくにとっては、

読書感想文よりも、友達とドッチボールで遊ぶことの方が大切だったので、

今となってはそれは『ファンタジーな物語』でしかありません。

少し時間が流れ、

LUPOPOをはじめてから、文章が書けるようになってきました。

1日に10件〜30件ほどのメールを返していくうちに、

文章を書くことに慣れてきたのです。

今でも思い出深い出来事は、

作家さんから文章を褒められたときです。

はじめてデザインフェスタに作家さんと一緒に出たあと、

とにかく感謝を伝えたくて、

一緒に出てくれた作家さんに、メールを送った時でした。

文章の構成も、書き方も勉強していなかったときだったのですが、

120%の熱い気持ちだけで、お礼のメールを送りました。

そうすると、作家さんから

「花井さん、何ですかこのメールは。。。感動しました!!」

と、メールが返ってきたことが嬉しくて、今でも思い出に残っています。

人というのは分からないものです。

あれだけ苦手だった文章を、

今は毎日このブログに書いています。

必要な時にならないと、

必要なスキルは身に付かないのかもしれません。

逆に言えば、

必要な時がくれば。

必要なスキルは、自然と身につくのかもしれません。

だから焦って何かを学ぼうとせず、

「学ぶべきことは、向こうからやってくる。」

その位、ゆとりを持っていて丁度いいのかもしれません。

そして、これから先もきっと、

「必要なことを学ぶべき時がやって来るんだろうなぁ。」と思います。

なぜかというと、

今までがそうだったからです^^

最後までお読み頂きありがとうございます。

あなたがそこにいてくれること、

それだけでぼくは嬉しく、感謝しています。

2020.8.14

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write by 店主 花井→@Lupopo_hanai

【店主のコラム4】普通でいようとすることを諦めて自分の軸で生きてみるというお話。

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