【店主のコラム7】ぼくが、いっぱいいっぱいになったあの日に起きた奇跡。
ぷかぷか浮かぶ真っ白な雲、
晴れた夏の青空の下、
LUPOPOまでの自転車を漕ぐのが結構好きです。
(でも汗だくになるので、Tシャツをもう1枚リュックに入れています)
LUPOPO店主 花井です。
遡る事3年半前。
2017年3月のとある朝。
ぼくはいつも通り開店前のLUPOPOで、
OPENの準備をしていました。
朝の買い物をして、仕込みをして、
その間に作家さんに納品して頂いた、作品の写真を撮っていました。
撮影待ちの作品達は行列を作り、
「撮って、撮って♡」とぼくに熱いアピールをしている状態でした。
(納品から撮影までに2ヶ月掛かっている状態でした。)
仕込みの合間に写真を撮っていたので、
写真に専念する事は出来ず、なかなか作業が終わりませんでした。
その日ぼくはついに、
「もう、限界だ。このままでは終わらない。。」
「朝の仕込みだけでも、、、だ、誰か助けて〜!」(←いっぱいいっぱいになっていました(笑)
そして、その次の瞬間、
スマホを手に取り、
朝のスタッフ募集ツイートをしました。
「誰か連絡くれるといいなぁ。」
そんな希望を持ちながら、朝のOPEN準備に戻りました。
。。
。
しばらくすると、
ドアをカチャっと開けて入って来てくれた女の子がいました。
「募集ツイート見て来ました!!」
「えええ〜〜〜〜〜〜!!」←(早くて、嬉しくて、驚いている心の声)
「やったー!!」←(早くて、嬉しくて、驚いている心の声その2)
まるで神様が助けてくれたかのような瞬間でした。
何より1番驚いたのが、その女の子の、
決断力、行動力の速さでした。
さっきいっぱいいっぱいになって呟いて、
1時間位でもうLUPOPOに来て、ぼくの目の前にいる。
その行動力に驚きました。
当然、即お仕事をお願いをさせて頂きました。
そのとき、
ドアを開けて入って来てくれた女の子こそ、
現在、LUPOPOで個展を開催してくれている、
らねむさん(以下、ほのかさん)です。
あの日から、3年半が経とうとしています。
高校を卒業したてだったほのかさんも、
大学4年生になりました。
人生初の個展にして、大学生活最後の個展。
とてもスマホひとつで描いたとは思えないイラスト。
見応えたっぷりなので、
ぜひ見に来て頂けたら嬉しいです。
<イラストが出来上がるまでの制作動画↓↓↓>
実は、今までのLUPOPOスタッフの中で、
最も長い間LUPOPOにいてくれています。
実は今回の個展は、
「個展をやってみませんか?」と
ぼくの方からご提案させて頂きました。
どうしても就職をする前に、ほのかさんの絵を披露する機会を作りたかったのです。
なぜかというと、
スマホひとつで描くほのかさんの絵が、
どれだけ素晴らしいかを体験してもらいたかったのと、
「自分のスキルで稼ぐ事が出来る。」
という事を就職する前にどうしても体験して欲しかったのです。
就職以外にも、稼ぐ選択肢があることで、
これから先を生きていく上で、自由度が広がると思ったからです。
作家活動があることで、
生きる上での選択肢が広がる。
「良い時代になって来たな」とつくづく感じています。
最後までお読み頂きありがとうございます。
あなたにとって、
今日という1日が楽しい1日でありますように。
あなたがそこにいてくれる事に、いつも感謝しています。
2020.8.21
p.s 作家活動コンサルタントはじめました!
「1人で悩むのではなく、あなたの悩みをぼくに聞かせて、一緒に解決しませんか?」
write by 店主 花井→@Lupopo_hanai