2020-09-23

【店主の日記】絵を書く人の気持ちが知りたくて、絵画教室に通って8ヶ月が経って感じたこと。

たまにバスに乗ると、

降りるときに子供たちが運転手さんに、

「ありがとうございました!」と言っている姿を見ては

なんだか嬉しい気持ちになります。

と同時にぼくも「見習わなくては」と密かに思いつつも、

ちょっと恥ずかしくて、

ペコっと頭を下げて心の中で(ありがとう)を言うようにしています。

LUPOPO 店主 花井です。

「絵を書くってどんな気持ちなんだろう?」

絵描きさんの気持ちが知りたくて、

美術家 若生のり子さんの絵画教室に通いはじめました。

一流の美術家である先生が、情熱を持って教えてくれるおかげで、

とても楽しく絵を描く事ができています。

(今はデッサンを習っています。)

この8ヶ月の間に完成した絵が何枚かあるので、

お恥ずかしながらも振り返りながら公開したいと思います。

はじめて描いたデッサンは箱でした。

1番最初何も分からずに描いた箱。(うっすらと消えているところが1番最初です。)

2.19ここから始まります。
↓↓↓

描いているのはこの箱です↓↓↓

2.26 箱

3,11  箱完成!!

はじめて絵が完成した事が、とても嬉しかったのです。

(右下のサインを描いているときが、「ちょっと絵描きさんっぽいぞ!」とウキウキしました)

3.25 逆向きの箱


逆向きの箱完成!!

少し要領を覚えたので、描くスピードがアップしました。

1枚目よりも右下の角が前に出て、左上の角が向こうにいけた気がします。

いつも情熱を込めて教えてくれる、遠近法がほんのすこ〜〜し頭に入ってきた感じがします。

お次は正方形です。

4.1 正四角形の箱


4.8 完成!!

(どれも好きなのですが)この絵は好きです。

今見ると、少しだけ上に配置できたら良かったのかも?と思えますが、

黒とグレーの色も良い感じに塗れている感じがします。

お次は初めての縦位置で円柱です。

4.21


4.22

3日間の集中講座だったので、短期間での描き上げになりました。

(どれも好きなのですが)これも好きです!

ドーンと画面いっぱいに描けていて、迫力を感じさせてくれている。(気がします)

次は5枚目りんご2つです。

4.23

5.6


5.13

5.20 (りんごはだいぶ苦戦します。)


5.27

6.3

前と後ろの大きさの違いを出そうとして、小さくなってきてしまいました。

7.10

(ぼくのカオスは続きます。)

7.17


一応、完成!!

もう少しうまく描きたかった。。と思えます。

りんご2つの存在を描くこと。

何が正解かが分からなくなった期間でした。(その気持ちが絵に出ている感じもします。)

それでも、描くこと自体は新しい発見ばかりで楽しいのです。

今度はりんご3つへと続きます。

6.24


7.1

少し絵の中に、収まってきた感じがします。

7.8 (この翌日からLUPOPOでは『イヤリングだけの夏祭り展』が始まりました)

7.22

りんご完成!!

正直りんごは掴みきれなかった感が残っています。

(最後の最後の色ぬりの段階で失敗をしてしまったのです。)

「いつかりんごはまた挑みたい!」気持ちを残して次へと進みます。

(でも最初のBOXから考えれば、なんだか絵が描けてきているような気もしてきました。)

いよいよ現在進行形で描いている石膏デッサンに入ります!!

ミロのヴィーナス!!

7.29

まずは全体の像を。

8.12


まだなんとも言えないお顔です^^

8.19

8.26

首がちょっと伸びて、顔が上にいきました。

9.2

シュッとしてきて(ちょっとイケメンに見えてきました。)(女性ですが)

9.9

細部が描かれてきました。

そしてやっと現在まで辿りつきました!

8ヶ月の旅にお付き合い頂きありがとうございました。

8ヶ月間絵を習ってみて、ぼくが1番変わったと思うこと

絵を描きはじめたことで1番変わったことは、

”感覚”です。

ぼくが絵を描くとき、

頭を使って描いているときと、感覚を使って描いているときがあります。

最初は感覚が使えなかったのですが、

途中から自分の感覚を入れてみるとうまく描けたので、

今は感覚を信じるようにしています。

絵を描くときに、ぼくが特に感じるのは”違和感”です。

感覚が変わってきたことで、

今まで捉えられなかった事を少しずつ、捉えられるように感じます。

以前より写真の構図が気になったり、

作家さんの絵を見たときにも、今までよりも少し深く感じれているような気がします。

先生である若生さんが、いくつもの次元を1枚の絵にする方だからか、

普段の生活で【次元】というのものを意識するようになりました。

うまく出来たときも、迷いながら描いてしまうときもあるのですが、

素直な気持ちを言えば、

【描く】という事がこんなに楽しい事とは知りませんでした。

ずっと絵を描く事と向き合い続けてきた 若生のり子さんに教えて頂いて感謝しています。

新しい世界を見せてもらっている感じがします。

そんな、ぼくの先生でもある

若生のり子さんの個展が、

10月1日からLUPOPOで開催されます。

普段は大きな大きな絵を描かれているのですが、

今回はLUPOPOのサイズに合わせて作品を展示してくれます。

現代美術をLUPOPOで味わえる貴重な機会です。

ぜひ、若生さんの絵を体験しに、

LUPOPOにいらしてくださいね。

展示の詳細はこちらです。

↓↓↓

【個展のお知らせ】『Reflection』&『沖縄ジュゴン=嘆きの叫び 』若生のり子さん

少しだけ、自分の描いてみたいものが見えてきたので、

いつかそれにも挑戦してみたいと思います。

そして何よりも、絵を描く事を楽しみのひとつとして、これからも続けていきたいと思います。

最後までお読み頂きありがとうございました。

今日という日があなたにとって

心地よい1日でありますように。

感謝と愛を込めて。

2020.9.23

  write by 店主 花井→@Lupopo_hanai

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