『売れても売れなくてもいいから1万円の作品があるといい』その最大の理由を解説しますーハンドメイド作家活動のコツ67ー
小学校のときは逆上がりが出来ませんでした。
だからずっと(ぼくには逆上がりが出来ない)と思い込んでいたのです。
でも、6年生になったときに、ふと逆上がりをしてみたところ、
「ひょい!」っと驚くほど簡単に回る事が出来たのです。
「出来ない」という思い込みが、可能性を狭めてしまっている事って結構ありますよね。
LUPOPO店主 花井です。
今日は昨日の続編です!
まだの方はこちらから読み進めると、一層理解が深まります。
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【活動のご提案】『売れても売れなくてもいいから1万円を越える作品を作ってみませんか?』その3つの理由ー作家活動のコツ66ー
今日の記事は、「本気で作家活動一本でやっていきたい」と活動する方向けの記事です。
※「こうでなければならない」というご提案ではなくて、
「こんな考え方もあるよ」というご提案なので、そこをご理解して頂き読み進めて頂けたらと思います。
値段が「高いか?」「安いか?」は、その隣にある作品の値段で変わる。
今回は実際に¥3000を例にとって、
どう感じ方が変わっていくかを解説していきます。
*
3種類(松竹梅)の値段設定をした4名の方のご紹介です。
ーAさんの場合ー
梅・¥100
竹・¥500
松・¥3000
¥100のもの、¥500のものがあるときの¥3000。
この¥3000は高く感じます。
理由は単純で、¥3000が1番高い値段になっているからです。
ーBさんの場合ー
梅・¥1000
竹・¥3000
松・¥5000
¥1000と¥5000に挟まれる形になった ¥3000
¥3000よりも高い¥5000の作品があることで、
さっきまで高いと感じていた¥3000が安くなったように感じます。
理由は単純で、¥3000が2番目の値段になっているからです。
さっきよりも¥3000が選びやすくありませんか?
「¥5000は高いけど、¥3000だったら買っていこうかな?」そんな風にも思えます。
ーCさんの場合ー
梅・¥3000
竹・¥5000
松・¥10000
¥5000と¥10000の作品がある状態の¥3000。
これを見ると「¥3000は安い!!」と感じると思います。
理由は単純で、¥3000が1番安い値段になっているからです。
¥5000と¥10000から比べた¥3000はお買い得な感じがして、
さっきよりも更に、¥3000が選びやすくなっていませんか?
次が最後です!
ーDさんの場合ー
梅・¥3000
竹・¥30000
松・¥50000
¥30000と¥50000の作品がある状態の ¥3000は、
もはや抵抗なく「ひょいっ!!」と買える¥3000です。
理由は単純で、¥3000が1番安く、他の値段と差が大きい値段設定になっているからです。
*
あれ?でも?
同じ¥3000なのに、
1番最初の¥3000は凄く高く感じませんでしたか?
つまりここでの結論は、
『高いと感じるか?』『安いと感じるか?』は、周りの環境の影響をもろに受ける。
という事です。
この値段の特性を作家活動に適応させてみるとどうなるか?
あなたの作品のラインナップに、
ぜひ¥10000以上の作品を加えてみて下さい。
そうすることで、今売っている作品へのハードルを下げ、
お買い得!!と感じて頂ける事が出来、売り上げが変わってきます。
『売れても売れなくてもいいから、1万円を超える作品を作ってみるといい』
その最大の理由をご理解頂けたと思います。
この記事のまとめ
値段は絶対的なものではなく、値段は相対的なもの。
場所や環境、隣にある作品の値段によって感じ方が変わる。
そして、その環境はあなた自身の手によって作る事が出来る。
ということを、覚えておいて頂けたら嬉しいです。
次回はもう少し違う角度から、1万円について更に深掘りをしていきたいと思います。
最後までお読み頂きありがとうございます。
いつもあなたの作家活動を応援しています。
愛と感謝を込めて。
2020.11.14 店主 花井 →@Lupopo_hanai
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【活動のご提案】『売れても売れなくてもいいから1万円を越える作品を作ってみませんか?』その3つの理由ー作家活動のコツ66ー