絶対に知っておくべき!!『大量生産、大量消費』と『特別生産、特別消費』の違い【ハンドメイド作家活動のコツ99】
このブログで毎日『店主の日記』を書き始めてから、
以前よりも物事について深く考えるようになりました。
頭の中を言語化して、文字として見ることで、
今までボヤけていた写真に、ピントが合る。
そんな感覚になります。
LUPOPO店主 花井です。
毎日更新することの良いところは、リアルタイムで発信出来るところだと思いますので、
今日もハンドメイドの世界を見て、ぼくが感じたことを皆さんとシェアしていきたいと思います。
今日はハンドメイドの市場についてです。
普段は誰にも気付かれない森の奥深くにある美しき秘境。それがハンドメイドの市場
『ハンドメイドの市場』と『一般的な市場』の違いを明確にしておきます。
生活の基盤を支えてくれている『一般的な市場』
私たちが普段生活をしている場所は『一般的な市場』です。
この市場の特徴としては、
『大量生産、大量消費』で成り立っている市場です。
例えば、
全国どこのユニクロに行っても、同じ商品を手に入れる事が出来ます。
どこにいても、誰にでも行き渡るように、
大量に生産ラインを確保して、大量に提供してくれているありがたい市場。
それが『一般的な市場』です。
森の奥深くにある美しき秘境『ハンドメイドの市場』
ハンドメイドの市場は、一般的な市場とは真逆です。
その最大の特徴は、
『少量生産、少量消費』
言い換えると、
『特別生産、特別消費』で成り立っている市場がハンドメイドの市場です。
作れる数には限界があります。
複数で作ったとしても、
ユニクロのように大量に作れる人はいませんよね?
たとえ、業者に頼んで印刷をかけたとしても、
100均のメッセージカードのように、大量は作る事は出来ません。
つまり、
『作れる数に限界があること。』
『すべての人に行き渡るように、多くを作ることは出来ないこと』
が理解できると思います。
『大量生産、大量消費』で成り立つ『一般的な市場』
『特別生産、特別消費』で成り立つ『ハンドメイドの市場』
まずはこの2つの市場の違いをしっかりと認識しておくと良いと思います。
もしも、ハンドメイドの作品を一般的な市場に売り出そうとしてしまったら??
(分かりやすくお伝えするために、オーバーにお伝えします。)
あなたの作品をseria(100円均一、全国展開店舗)に納品するとしたらどうでしょう?
あなたが寝ずに24時間フルタイムで作り続けたとしても、
その膨大な数を用意することは出来ませんよね。
それは今から体ひとつで月に飛んで行くと同じくらい無理な事です。
なので、
『大量生産、大量消費』の市場とはキッパリと別れを告げてあげましょう。(さようなら!)
(今こそお別れのとき)
『一般的な市場』と同じ感覚で作品を売ろうとしていませんか?
駅前に売っている
アクセサリー屋さんのイヤリングが¥300だったから、
私のアクセサリーは¥500位かな?
この値決めをやってしまっては、
ハンドメイドで生活していくことはまず出来ません。
(趣味で楽しくハンドメイドをしている方はもちろんOKです^^)
なぜなら、
駅前という立地に店舗を構えられるというのは、莫大な資金がある会社のみです。
つまり『大量生産、大量消費』型のアクセサリー会社さんです。
アクセサリーひとつの利益は少なくても、
大量の数を売る事で、利益を出しているのです。
この『大きな会社』と『個人の作家さん』
この2つを同じ市場に並べてたらどうでしょうか??
。。。
。。
。
。
生産の数も、価格競争も、勝てる見込みはゼロです。
ハンドメイドで生活していく事なんて無理。
行き着く先は、真っ暗闇という事が理解出来ると思います。
なので、
『ハンドメイドで生活していきたい!!』という方は、
今すぐライオンに襲われそうになった小犬のように猛ダッシュで、
一般的な市場から離れる必要があるのです!!
(さようなら〜〜!!←(2回目)
森の奥深くにある美しき秘境。美しきハンドメイドの世界へようこそ!
ライオンに襲われそうになった小犬は、
山の中を必死に走って走って、逃げ切りました。
一度も訪れた事がないほど山の奥に進んで、辿り着いたところ。。
そここそが、
『美しきハンドメイドの世界』です。
そこには『大量生産、大量消費』のモノではなく、
今まで見たこともなかったような個性豊かな作品、
常識を超えた色彩や、斬新な手法で作られた作品、
作家さんが一生懸命”愛情”を込めて作った、温かい作品が並んでいます。
つまり、
『特別生産、特別消費』で成り立つ世界。
それこそが『ハンドメイドの市場』なのです。
自由なアートの世界に近いイメージ
アートの世界では様々な表現方法があり、許されています。
価格の幅も大きく、何億円もする美術品もあれば、無料の作品だって認められます。
つまり、
『アートの世界』=『常識を超えた先にある世界』です。
ハンドメイドの世界もこれと同じです。
『常識を超えた先に存在する世界』です。
作ることも、手に入れることも、少なくいのが当たり前の、
『特別生産、特別消費』で成り立つ世界です。
この記事のまとめ
『大量生産、大量消費』で成り立つ『一般的な市場』と
『特別生産、特別消費』で成り立つ『ハンドメイドの市場』は違う。
ハンドメイドを続けていくのならば、
まず『私はハンドメイドの市場の中にいる』
と意識をしてみてはいかがでしょうか?
明確に分けて考える事で、
この先を迷わずに判断していく事が出来ると思いますよ。
「もっと詳しく教えてほしい。」
「これからの作家活動を一緒に考えてほしい!」
そんな時は、ぼくがあなたのお力になりますので、いつでもご相談下さい。
マンツーマンであなたに合わせた活動の仕方をご提案させて頂きます。
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最後までお読み頂きありがとうございます!!
あなたにとって新しい世界が開く、
素晴らしい1日になりますように。
愛と感謝を込めて。
2021.3.8 店主 花井
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