【ハンドメイド作家活動のコツ4-発信編②】作品が売れない理由を、作品のせいにしていませんか?
「個展っていいなぁ。」と
毎日、胸が熱くなっています。
LUPOPO 店主 花井です。
今日は昨日の記事の続きです。
まだ読んでいない方はこちらからどうぞ。
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忘れないうちに、情熱があるうちに、
今日も『発信することの重要性』についてお話ししていきます。
作品が売れない理由を、作品のせいにしていませんか?
「作品が売れないのは、私の作品がかわいくないからだ。」
「もっと、いい作品を作らなきゃ売れないんだ。」
「もっと上手に作れば売れるから、もっと技術を磨かなきゃ。」
こんな風に思ったことはありませんか?
これは正解2割くらいです。8割以上はそうではありません。
12年間ハンドメイド作家さんを見てきたぼくの経験上、
技術がある作家さん。上手に作品を作る作家さんがほとんどです。
「いい物を作っているのに、売れない。」
という場合は、ほとんどの場合、発信が苦手な方が多いです。
「良いものを作れば売れる」という考え方は、
間違った努力をしてしまいがちな考え方なので、一度忘れて下さい。
(詳しくは昨日の記事に書いてあります。)
『作ること』と『売ること』の違い
『作ること』と『売ること』は違うという事を、まずは頭に入れて下さい。
これが分かると努力の方向を間違えずに済み、努力が実る活動をしていけるからです。
それでは、違いを解説していきます。
・『作ること』からハンドメイドの世界に入るからこそ陥りがちな考え方。
・『作ること』と『売ること』は会社で言えば部署が違う。
『作ること』からハンドメイドの世界に入るからこそ陥りがちな考え方。
楽しくて始めたものづくり。
最初は作るのが好きで、楽しくて、作ってみるところからはじまります。
そのうち家族にプレゼントしたり、お友達にあげたりして、
だんだんと作る回数と量が多くなってきます。
「売って欲しい。」そんな声が上がるようになり、
委託販売や、ネットの販売で、作品を売るようになっていきます。
いい作品を作ると、欲しがる人が増えた経験から、
「いい作品を作れば売れる。」という考え方になるのです。
ですが、いい作品を作るだけでは、作品を売ることは出来ません。
それではこれを分かりやすく、会社に例えてみましょう!
『作ること』と『売ること』は、会社で言えば部署が違う。
『作ること』は制作部のお仕事です。
『売ること』は販売促進のお仕事です。(広報や宣伝はこの中に入ります。)
シンプルに言えば、
制作部=より良いものを作るためのお仕事。
販売促進=魅力を伝え(宣伝し)買ってもらうためのお仕事。です。
音楽業界で言えば、ミュージシャンが音楽を作り、事務所の人が宣伝をかける。
レストランで言えば、コックさんが料理を作り、ウエイターさんが説明をする。
本屋さんで言えば、作家が物語を作り、出版社が流通させる。
イメージできましたでしょうか?
『作ること』だけでは売れません。
『売ること』だけでは、売るものがありません。
『作ること』と『売ること』両方があってこそ、商売として成り立ちます。
だからこそ、まずはこの2つを切り離して考えることがとても大切です。
最後に、一番伝えたかったこと。
『作品が売れないのは、作品のせいではない。』
作品が売れない=自分自身を否定された。
そんな気持ちになったりしませんか?
作家さんにとって作品は自分の分身みたいなものだからです。
でも、ちょっと待ってください。
作品が悪い訳ではなく、ただ宣伝が足りないだけではありませんか?
その作品のこと、ちゃんと誰かに伝えました?
何回くらいSNSで伝えましたか?
minneに登録して終わりなっていませんか?
委託先に届けて終わりになっていませんか?
その作品について、1回はツイートしましたか?
それとも1回もツイートしていませんか?
もし、1回もツイートしていなければ、
あなた以外の人が、どうやってあなたの作品の事を知ることが出来るでしょうか?
自分の作品の知識を、誰もが同じように持っている。と思っていませんか?
あなたの作った作品はあなたの個性が詰まっています。
その作品は他の人には作れません。
もしも、作品が売れなかった場合に、
「もっと良い作品を作ろう。」と心に決めるのではなく、
まずは、
「もっと発信していこう!」と心に決めてみてください。
そしてぜひ、作品の事をSNSやブログや口コミで発信してみて下さい。
そうすれば、
作品が悪かった訳ではなくて、
「売り方を知らなかっただけだったんだ。」と気付くことになります。
*
いかがでしたか?
発信の大切さを少しだけでも理解して頂けましたでしょうか?
あなたの作家活動の参考になれば嬉しいです^^
最後までお読み頂きありがとうございました。
次回は発信についてさらに深掘りをしていきます。
テーマは
「相手の立場に立って考てみた」です。
2020.5.31
update 2020.9.22
write by 店主 花井→@Lupopo_hanai
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