【店主のコラム4】普通でいようとすることを諦めて自分の軸で生きてみるというお話。
今日から妻と夜のウォーキングをはじめました。
LUPOPO 店主 花井です。
きっと今まで生きてきたなかで、
一度は耳にしたことがあるフレーズ
「普通はこうだよね。」
「普通はこうした方がいいんじゃない?」
そんな声を耳にしたことがあると思います。
でも、
「普通」と言う言葉は、
【全ての人の共通認識】として捉えられていますが、
実は最も曖昧で、
その時々により変化する、
【不確かな意味】を持つ言葉です。
だから
普通でいようとすることは諦めて
自分の軸で生きていこう!というお話です。
【普通】という言葉の正体。
これを理解する為には、この2つのポイントが重要です。
・時代によって変化する。
・場所によって変化する。
1つずつ解説していきます。
時代によって変化する。
時計を逆回しして15年前に行ってみましょう!
2005年、
この頃はまだiphoneも発売されておらず、
スマホも無く、今でいうガラケーをみんなが持っていた時代でした。
Twitterも無ければInstagramもまだ生まれていません。
今のように何でも検索出来る時代でありませんでした。
今となっては普通に使っているSNSもスマホも、
当時の人からしてみれば、
「はて?何のこと?」となってしまいます。
さらに100年以上遡って江戸時代までいけば、
ちょんまげをして、刀を持ち歩いた武士がいるのが普通の時代でした。
今ではちょんまげの人は見ませんよね。
刀を持ち歩いていたら連れて行かれてしまうのが普通ですね。
このことからも
普通というのは、時代とともに変化し続けている。ということが理解できます。
場所によって変化する。
ぼくがインドに旅したときのお話です。
インドではご飯をスプーンは使わずに右手で食べます。
カレーのような難しそうな食べ物でも、
みんな器用に食べやすい形に固めたりして、
パクッと上手に食べるのです。
インドでは箸やスプーンを使わず、右手で食べるのが普通なのです。
日本でカレーを手で食べたら「お行儀が良くない」と言われてしまいますが、
インドでは右手で食べることがマナーになっていて、それが普通です。
たとえ海外まで行かなくても、
国内でも場所によって【普通】は変わります。
東京と、大阪ではエスカレータに乗る時の立ち位置が違います。
東京では左側に立つのが普通で、
大阪では右側に立つのが普通です。
このことからも、
場所によって【普通】という言葉の意味が変わることが理解できます。
もっと言えば、
地域によって、時代によって、職業によって、
チームによっても、コミュニティーによっても、
【普通】は変化し続けます。
そしてこれからも、普通は変化し続けるのです。
実はまるで空気を掴むのと同じくらい、実態のない言葉なのです。
普通を気にせず、自分軸で生きて生けばいい。
毎朝6時に起きている人にとっては、
朝6時に起きることが普通なように、
誰もが自分にとっては自分が普通だと思います。
毎朝9時に起きる人と話したときに、
はじめて「普通でないのかな?」と感じるのだと思います。
ですが、これはどちらに基準を置くかによって変わります。
6時に起きている人にとっては、9時に起きることが普通では無く、
9時に起きている人にとっては、6時に起きることが普通では無い。
ただそれだけのことです。
どちらも普通とも言えますが、どちらも普通でないとも言えます。
一歩引いたところで、俯瞰して見れば、
普通か普通で無いかなんて、どっちでもいいようなお話ですね。
もし、
場所によって、時代によって、変わり続ける【普通】に自分を合わせようとしたならば、
あなたの個性はどこかへいってしまいます。
それは正解のない答えをいつまでも探しているようなものです。
ですが、
自分に軸を持ってくるならば、
自分が感じたこと、考えていること、感情を大切にして、
個性豊かな感性に答えを合わせることができます。
そうすると時間が経つに連れ、
伸び伸びと感性は豊かになり、個性がキラキラと光り輝いていきます。
だから【普通】という言葉は気にせずに、
伸び伸びとその豊かな感性を発揮して、自由に生きていってはどうでしょうか?
その先には、素晴らしい未来が待っていると思いますよ。
最後までお読み頂きありがとうございます。
あなたがそこにいてくれるだけで、
素敵な世界になっています。
いつもありがとうございます。
今日もステキな1日をお過ごしください。
2020.8.10
p.s 作家活動コンサルタントはじめました!
「1人で悩むのではなく、あなたの悩みをぼくに聞かせて、一緒に解決しませんか?」
write by 店主 花井→@Lupopo_hanai