【店主のコラム22】『ひと作品１万円時代へ』〜ぼくの夢とその先にある未来〜
今日は3日間に渡って書いた、
『売れても売れなくてもいいから1万円を越える作品を作ってみませんか？』の記事の最後です。
（まだの方はこちらからどうぞ→ ・その1 ・その2 ・その3）
LUPOPO店主 花井です。
『ひと作品1万円時代』へ
ぼくには夢があって、
それは作家さんが作家活動だけで、
豊かに楽しく毎日を笑顔で生きていける世界。
そんな世界になったら良いなって思っています。
「それってどんな世界かな？」
とリアルに想像すると、、
『1作品を1万円で販売している世界』だったら、
作家さんが楽に生活していけるんじゃないかなって思うのです。
ザックリですが計算してみます。
ー手取りで20万円稼く場合ー
月に30万円位の売り上げが必要で、
その内の10万円が必要経費。
1万円の作品を月に30個売る。
つまり1日に1個売る計算です。
ですが現状では、
作家活動で生活していくことのハードルの高さも感じています。
ただ、実際に作家活動だけで生活している方もいますので、
頑張れば不可能ではありません。
ただ、生活するまでには色々な要素を併せ持つ必要があり、
思っている以上に、ハードワークになってしまうと思います。
ぼくの素直な気持ちを言えば、
このハードルをもう少し下げたいと思っています。
その為に日々、このブログで作家活動のコツを発信しています。
＊
ここからは更に、その奥にあるぼくの夢です。
（夢の話なので実現可能かどうかの判断はひとまず置いといて、先を読み進めて頂けたら嬉しいです。）
日本に生まれ、
社会に出て、生きていくこと。
それ自体がもう少し簡単になったら良いなと思っています。
週5日働く事が当たり前になっていますが、
個人的には
「みんなが週3日位で丁度良いのじゃないかな？」と思います。
男性も女性もです。
週３日位の勤務になって、
休みの日は好きな事をして豊かに楽しく生きていく。
そんな時代を夢見ています。
空いた時間で好きな事をしたり、
お仕事が好きなら、好きなお仕事をしたり、
何にもせずに、
ゆったりと時間の流れを見守る生活でもいいと思うのです。
（それが実現可能かそうでないかは今は置いておいて）
更に、自由に想像するならば、
『お金を稼がなくてもいい時代』がいつかやって来ると思っています。
食べ物はタダ。
住むところもタダ。
服もタダ。
移動もタダ。
エネルギーもタダ。
ある意味で本当の人間の真価が問われる時代かもしれません。
貨幣制度が無くなった未来、
宇宙を旅するスタートレック（アメリカのドラマ）の様な時代です。
その時代は、
「こっちがいい。あっちがいい。」のように、何かを批評する必要もなくて、
「青」が好きな人はそこに集まり、
「赤」が好きな人はそこに集まる。
でもちゃんと、
「赤」があるから「青」があること、
「青」があるから「赤」があることを知っている。
お互いが必要であることを知っていて、
お互いに認め合っている世界。
分離なんて本当は存在してなくて、
全てのことが含まれていたことを知る時代。
それは、あなたも、ぼくも、彼も、彼女も
誰もがそこに含まれている
この地球の写真のような時代です。
話を戻します。
作家活動が１つの職業として確立する事で、
職業としての選択肢が増え、
『誰もが無理なく自分らしく生きていける社会』になると思うのです。
ものづくりが好きなら就職をしなくても、
作家活動をすればいい。
嫌な事があって仕事を辞めたとしても、
ものづくりが好きなら作家活動をすればいい。
お仕事の選択肢が増えることで、人の心に安心感が生まれます。
それを実現するには、
ハンドメイド作品の魅力を伝え続け、
沢山の方に価値を感じてもらう事だと思います。
10年前に比べれば劇的に、
ハンドメイドの状況は変わっています。
個人の時代に移り変わりつつある今、
この先は更に加速しながら変化していくと思います。
それは”1人1人の意識の変化”から始まります。
ぼくが『売れても売れなくても1万円を越える作品』をご提案させて頂いたのは、
作家さんの意識に1万円を越える作品の可能性と、
その先にある未来を届けたかったからです。
作る事が得意な作家さんならば、
好きな未来だって作れてしまうと思うのです。
みんなで一緒に好きな事をして、
あなたらしく生きていける時代を作っていきませんか？
最後までお読み頂きありがとうございます。
いつもあなたの作家活動を応援しています。
今日という日があなたにとって、
温かな1日でありますように。
愛と感謝を込めて。
2020.11.16 店主 花井 →@Lupopo_hanai
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